中山道(塩尻〜田立)

2002.09.28〜30

中山道、京都〜木曽路を通り〜江戸に向かう路。
その一番良いところを今回行って来ました。
いろいろとハプニングもありましたが、また行きたいですね。
このツアーで、出来てしまった替え歌があります。
♪なぎそのバルコニーでまってて♪
イヤー良い曲ですね〜!

2002.09.28 JR塩尻〜木曽福島

塩尻駅に到着。
早速自転車を組み立てます。
でも、雨が・・・。
この雨では、途中の景色も見られなさそう
走り始めて、約10km地点。
大型トレーラーがすぐ脇をかすめて走っていきます。
こっ!怖い!
歩道は、反対側・・・。
でも、歩道を走ったのが身のためです。
是より南木曽路の碑。
雨も上がり始めましたが、まだまだ油断は禁物。
贄川駅です。
こじんまりしてかわいい駅舎です。
無人駅のようです。
お代官様。なにとぞ、ここを通しておくんなさい。
えーい、女めしつこいぞ。だめなモノはだめじゃ!
今でも、聞こえてきそうな、贄川関所でした。
今の建物は、復元物です。
奈良井宿です。
木曽十一宿の中で北部に位置し、
もっとも標高の高い宿場です。
南には、これから越える、木曽路最大の難所、鳥居峠。
東には、権兵衛峠があります。
江戸時代には、旅籠や問屋などが沿道沿いに
沢山あったそうです。
千軒くらい軒を連ねていたため
「奈良井千軒」と言われていたそうです。
昼食でーす。
でも、その前にカンパーイ!
ほんと、燃費が悪い。
木曽の大橋。
総檜作りの橋。
この橋、橋脚がないんです。
下側の組木がすごいです。
こうしてみると、本当に芸術品です。
楔だけで、組んであります。
いよいよ、初日難所の鳥居峠。
今は鳥居トンネルがあり、
標高も974mと、1,000mは越えていません。
でも、トンネルの中に分水界なるモノが・・・。
これは、川が日本海側と太平洋側に流れ込む方向の
分界点だそうです。
トンネルを抜けると、そこは・・・。
やっぱり、山を越えると天気が一変します。
快晴です。
気持ちが良い。山はもう秋風です。
宮之越、本陣前です。
このポーズは、なんでしょう・・・。
そろそろ、燃料補給ですか?
天気がよいと、ペタルも軽くなります。
見てください、こんな青空、都会では見られません。
メンバーも笑顔が戻ってきました。
やっぱり、無理してまで、来て良かった・・・。
中山道中間点です。
江戸、京都双方から、67里38町(約268キロ)です。
福島関所跡です。
この関所は、江戸時代、「入り鉄砲、出女」を
厳しく取り締まった関所だそうです。
さあ、宿に到着。
ビール、ビール。
明日の、予定を確認し、さー食事です。
やっぱ、走った後のビールは、おいしいね


2002.07.29 木曽福島〜馬籠経由〜妻籠

 

お世話になった、「むらちや」さんです。
女将さんに撮っていただきました。
さぁ!朝飯もしっかり食べたし。
出発!
天気も上々。
でも、これは暑い。
淵の水が鏡になって、山の木々を映しています。
紅葉の時期は、とても綺麗でしょう。
バックに写っているトラックのスピード・・・。
こわっ!
何で、こんなにスピードを出すかな。
全然、地球環境に優しくないです。
それに比べ、私たちはエコロジー。
でも、燃費が悪いのが玉に瑕。
上松トンネル。
地図にはない。
どうしよう・・・。
とりあえず、行ってみましょう。
しかし、この後、トンネルだらけでした。
目覚めの床。
花崗岩の岩盤を、木曽川の急流が浸食してできた
奇岩が約1.5kmにわたって続いているところです。
竜宮城から戻った浦島太郎が
ここで玉手箱を開けたところ、
たちまち300歳の老翁になり、
夢から覚めたという伝説から
名前が付いたところだそうです。
小野の滝
葛飾北斎や安藤広重の浮世絵に描かれた滝です。
木曽八景の一つに数えられています。
いつもの通り、上り坂。
頑張っていこう。
ちょっとした、ハプニングがあり、
こんなところを通ってしまった。
あっ!ないしょ、ナイショ。
もうすぐ南木曽です。
雨も強くなり、頭が変になった人が
突然歌い出した・・・。
♪南木曽のバルーコニーで待ってて・・・♪
その後、この歌は自転車部のテーマ曲に・・・。
南木曽駅前での写真。
この後、地獄が始まるとは・・・。
誰も気づかない。
馬籠宿に着きました。
宿は、大変にぎやかで。
なぜ、私たちだけこんな格好しているの。
イヤー場違い。
周りの観光客の白い目線が・・・。
でも、いつものこと。
気にしない。気にしない。
石畳の上を、ゆっくり歩きます。
今度は、今夜の宿がある妻籠宿を目指します。
休むなー!止まるなー!
頑張れー!
もうすぐ峠です。
峠からは、ご褒美の下り坂。
馬籠峠 標高801m
馬籠宿入口付近が、標高約351m
標高差約450m
妻籠宿入口です。
古い、橋が架かっていました。
今晩お世話になる、下丁子屋さんです。
何とも言えない、風情がある建物です。
本当に、今、2002年なの。
ここは、1601年から時間が止まっています。
特別料理。
鯉のあらいです。
朝のみそ汁は、鯉こくでした。
田舎料理を堪能しました。
馬刺も出ました。
明日も、馬車馬のように走るぞー!
いよいよ、今夜の宴の始まりです。
なぜか、旅籠は、私たちが貸しきりです。
しかし、静かな夜です。
静かすぎて、寂しいかな・・・。
「ななわらい」というお酒です。
木曽の中乗さんが飲んだお酒です。
とってもおいしかった・・・。


2002.09.31 妻籠〜田立

妻籠宿の朝です。
道路がアスファルトで固められているのが残念です。
道の向こう側から、馬が走ってきそうです。
3日間の日程を終えて、雨がやんだ少しの時間に
自転車を撤収します。
長距離輪行も回数を重ねると、
撤収も早くなるものですね。
ここは、田立駅です。
田立の滝?
見ておけば良かった。
上松駅で、特急列車の待ち合わせ。
今回のツアーも無事終了しました。
また、来たい所ですね。