徳澤ロッジ〜涸沢〜パノラマコース〜徳澤ロッジ

2007.10.14 〔歩行距離 約17.6km〕

今日は、いよいよ涸沢カールからパノラマコースの周回コースです。
どんな景色が出迎えてくれるのか。
期待は膨らむばかり。
本当は、奥穂高岳へアプローチしたかったのですが・・・。
この絶景で満足することに。

コースデータと標高グラフです。(カシミール3Dで作成)

徳澤ロッジで作ってくれた弁当を持って、いざ出陣です。
今日の天気は、昨日の夕方時点で雨になっていました。
しかし・・・。
普段の行いがよかったのか、だんだん雲が取れていきます。

ここは、徳澤園です。
小説「氷壁」の舞台となった宿です。
あの有名なナイロンザイル事件ですね。
本当は、こちらに泊まりたかったのですが・・・。
宿泊料がお高くて・・・。

横尾のつり橋です。
ここは、槍ヶ岳への分岐となります。
私たちは、つり橋を渡り、本谷へとコースを取ります。

本谷が近づいてきました。
槍ヶ岳の頭がちょっと見えています。
周りの木々の色付きも濃くなってきます。
ここが、本谷橋。
槍ヶ岳の前に見えるのが大喰岳です。
このコースで槍ヶ岳が見える最初の場所です。
多くの人たちが、休憩と写真撮影。

南岳・中岳・大喰岳・槍ヶ岳が並んで見えます。
谷は、横尾本谷です。
後ろを振り返りながらの登山になってしまいました。
この風景。たまりません。

Birdさんも感動していました。
これは、涸沢の紅葉はちょうど良いかも。

涸沢に近づいてきました。
正面は、奥穂高岳です。
その右側は、涸沢岳です。

この紅葉。
本当にきれいです。
ダケカンパの黄色とナナカマドの赤色のコントラストがたまりません。
正面の涸沢岳の一番右側が涸沢槍です。

どうですか。Birdさん。
今までこんなきれいな紅葉見たことありますか?
本当は、ここに初冠雪があると・・・。
それは、贅沢と言うものですね。

涸沢ヒュッテで、名物おでんとビールを・・・。
涸沢カールを見ながら、カンパーイ!
今回の山行は、贅沢三昧ですね。
いつも貧乏旅行しているのですから、たまには良いでしょう。
涸沢を一望です。
素敵な景色でしょう。ここまで来るとコメントも・・・。

涸沢からは、パノラマコースに入ります。
ここからが、今回のメインルート。
しっかり体を支えて、ヘツってくださいよ。
あれ、足が逆ですよ!

結構焦っているBirdさん。
慌てない、慌てない。
ゆっくり行きましょう。
先ほどよりも、もっと標高を稼ぎました。
標高約2,300mあたりです。
先週行った、草津白根山より、遥かに高いところに居ます。

こちらは、涸沢カールの反対側。谷は、涸沢です。
槍ヶ岳の頭が・・・。

もうすぐパノラマコース最高地点です。
その先は、屏風ノコルになります。
本当は、屏風ノ耳まで行きたかったのですが、Birdさんの足が・・・。
無理をせず、景色を楽しみましょう。

パノラマコースでの最高地点、約2,440mで撮影。
槍ヶ岳がこんなに近く見えます。
本当に、感動した景色でした。
このあと、無事、徳澤ロッジまで下山。
夜の宴では、今日の感動をつまみに、ウイスキーを・・・。
疲れも手伝って、消灯と同時に爆睡。