乗鞍高原〜エコーライン〜畳平〜スカイライン〜平湯温泉(平湯館)

2010.08.08 〔走行距離 約44.3km〕

いよいよ、乗鞍エコーラインを上り、畳平までのヒルクライムの日。
天気は、あいにく曇っていますね。
でも、雨は大丈夫そうです。
では、標高2,700mの畳平に向かって上りましょう。

コースデータと標高グラフです。(カシミール3Dで作成)

激坂上りの前に、朝食です。
しっかり食べておかないと、途中で・・・。
そんな事はないか・・・Yano君は・・・。
いよいよ出発です。
乗鞍岳は?
真っ白で見えませ〜ん。

休暇村まで上ってきました。
ここは、いつでも満車状態ですね。
宿も人気が高いみたいです。
なんといっても広い温泉がありますからね。

夜泣き峠です。
この峠は、夜になると女の人のすすり泣きが聞こえるとか・・・。
Yano君こんな事をしていると・・・。
ここが乗鞍エコーラインの入り口。
警備の方に、反対側に抜けるのですか?と聞かれます。
大きなザックを背負って、
自転車に乗っている人は、まずいないでしょう。

乗鞍岳に向かう登山道入り口で小休止。
ここで、珍しく自転車に乗っている人が休んでいました。
初挑戦らしく、相当疲れていました・・・。
Yano君、驚きの顔。
霧の中の道路を見て驚いているのです。
こんなに上ってきました。

この景色は、「すごい」。
冷泉小屋を過ぎ、見えている小屋は、位ヶ原山荘です。
山荘のおやじが、スキーを乾していました。
おそらく、朝一番で雪渓スキーを楽しんできたのでしょう。

Yano君、頑張りましょう。
雲海の上に出ましたよ。絶景です。

雲海の上に出ると、少しは霧が晴れてきます。
今まで上ってきた道路が一望。
すごいですね。

大雪渓が見えてきました。
畳平はもうすぐです。
大雪渓では、スキークラブが練習中でした。
6年前より、小さいような・・・。

岐阜県との県境です。
この先は、岐阜県高山市になります。
Yano君、やりましたね。
念願の乗鞍達成まじかです。

畳平に到着です。
しかし、乗鞍岳は、相性が悪いです。
前回も霧の中。
乗鞍岳の看板で記念撮影。
この写真が良い記念になります。
天気が良ければな〜!残念。
レストハウスで、昼食です。
半袖でいますが、外はすごく寒いのです。
その証拠に、カレーうどん。とても体が温まります。

一万尺郵便局前では、ロードの方たちが記念撮影。
この方向は、乗鞍岳方面ですが・・・。
残念ながら、山は見えていません。

仕方がないので、
お土産屋にあった畳平2,702mの標識の前で、証拠の写真。 
それでは、平湯温泉に向かって、乗鞍スカイラインを下りましょう。
長い長いダウンヒルです。
高山植物を見ながら、楽しみましょう。
映画、サウンドオブミュージックで有名になった、エーデルワイスです。
本当は、薄雪草と呼ばれています。
ヨーロッパのエーデルワイスに似てはいますが、
この種は、たくさんの種類があるそうです。

高山植物の女王、コマクサです。
いつみても可憐な花です。
こちらは、コマクサの白花。
珍しいです。

この花が、ちょっと微妙で・・・。
リンドウにも見えますが、キキョウにも見えます。
写真を撮るときは、全体の写真も必要ですね。
トウヤクリンドウ(当薬竜胆)です。
この花に会えるのは、めったにありません。
本当にラッキーです。

 
ロードの団体さんが、列を成して下っていきます。
あの人たちは、自転車だけで、高山植物なんて興味がないのだろうな〜。
住んでいる世界が違いますからね。
でも、事故だけは起こさないでくださいね。
「自転車通行止め」なんて事にも、なりかねないですから・・・。

 
この景色、最高ですね。
快晴だったら、もっとすごい景色が見られたのに。
でも、この雲海の景色も素敵です。
また、来れば良し。

現在の畳平の気温11℃。
寒いですね。
でも、平湯峠まで下りてくると、暑いです。

平湯温泉に無事到着。
今回は、平湯温泉の宿がなかなか取れず。
諦めかけていたのですが。 
なんと、こんな豪華な旅館を予約してしまいました。
今までのツアーで、一番リッチな旅館です。
周りのお客さんも、ちょっと雰囲気が違います。
Yano君、私たちには合いませんね・・・。
ここまでリッチなら、お酒も・・・。
このお酒、本当においしかったです。
二度と飲めないでしょう。(何て事はないか・・・。)
明日も、峠越えが待っています。
頑張りましょう。