長野駅~オリンピック道路(小川村)~大町温泉

2015.05.09 〔走行距離 約61.2km〕

累積標高 1,212.4m

初日は、長野駅から虫倉山山麗の小川長野線を通って、大町にぬける予定でした。
しかし、天気があまり良くなく、アルプスの展望も期待できないので、オリンピック道路を走る事に。
何年か前に訪れた道も走れて、とても良い景色にも出会えました。

マップと標高グラフは、カシミール3Dで作成しました。

あさま601号で長野へ。
北陸新幹線が開業して、長野止まりのあさま号はガラガラ。
車内でこんな写真も撮れるほど空いています。
長野駅で自転車を組み上げ、さっさと出発。
今日は、雨に降られるかもしれないので、ヤッケを用意。
あまりにも急いで、出発したので、長野駅の写真を撮り忘れました。

しばらく走ると、小田切ダムが見えてきます。
数年前に安曇野へ行った帰りにも寄った場所です。
雪解け水が勢いよく流れていました。
トンネルを避け、旧道を走るとこんな景色にも出会えます。
今では地元の人しか使用しない道路には、
寂しそうに観光案内版がぽつりと立っていました。

雨が降るどころか、日が差してきました。
あまりにも蒸し暑いので、お決まりのソフトクリーム。
道の駅のソフトクリームは止められません。
右に曲がると鬼無里村。
実は、この場所に下りてくる予定でした。
明日の天気に期待して…。

この建物は、旧長野県知事公舎だそうです。
この場所に移築して、保存しているみたいです。
外観は、こんな感じで、和洋折衷の建物。
なんでこんな山奥にあるのかは不明です。
でも、奥にカフェが併設されていました。

こんな場所に棚田がありました。
しかし、この狭さは、田植えも稲刈りも大変でしょう。
機械では、非効率ですね。
右に曲がると、本州のへそがあるそうです。
地図上では確認していたのですが、
道路標識まであったとは…。
行ってみたいのですが…、またの機会に。

白馬からバスで帰るときに何度か見た、かやぶき屋根の建物。
ここが、白馬と大町の分岐点です。
改修中で、中は見られませんでした。
しかし、茅葺屋根がとても素晴らしい。
旧中村家住宅で、国の重要文化財になっています。
この景色は、何度見たことか。
この水車小屋の後ろには、天気が良ければアルプスが見えます。
しかし、今年は田植えの時期が少し遅いですね。
いつもなら、田植えをしている時期なのですが。
まだ、水も張っていない田んぼがあります。

この場所も以前立寄った所です。
以前は、菜の花がなく、がっかりした覚えがあります。
今回は、ちょっと遅かったような…。

やっと、今夏のコースのピークに到着。
ここからは、この標識通り、長い下り坂。

トンネルを抜けると大町に入ります。
やばい、降ってきそう…。
大町温泉はもうすこし。

この標識で一安心。
少しぱらっと来ましたが、大事には至らず。
宿に入るには少し早いので、お茶をすることに。
大町温泉入口にあるこちらのカフェで一休み。
お店に入ると、いきなりの京言葉。
カフェの店員さんが、京都の人らしいです。
カフェは「猫の耳」
素敵なストーブの上に飾ってあった色紙は、
山田洋二監督のもの。
「信濃で聞く 懐かしい京なまり」と書いてありました。

宿に入る前に、もう一か所寄り道。
大町温泉入口にあった、酒の博物館。
外観は大したことなかったのですが、
展示してある酒の種類は、ご覧の通り。
凄かったです。
宿では、ちょっとした会合で、大いに盛り上がりました。