松尾八幡平駅~八幡平アスピーテライン~後生掛温泉

2018.04.27 〔走行距離 約42.1km〕

最高地点 大深沢展望台 1,560m

累積標高 1,718.9m

前回は盛岡駅から走ったのですが、アスピーテライン入口近くまであまり見るところもなかったため、
ツアー初日は、松尾八幡平駅まで輪行で行くことに。
松尾八幡平駅の到着時間は10時半過ぎとなりましたが、結果、走行距離が短くなるため無理なく走れました。
しかし、雪の回廊は本当にすごかった。
日当たりが良い場所は、写真のように雪の壁がなく眺望があるために飽きることなく走れました。

マップと標高グラフは、カシミール3Dで作成しました。

松尾八幡平駅に10時24分定時到着。
とても小さな駅で、駅の周りには予想通り何もない。
でも、気兼ねなく自転車の組み立てができました。
走り始めてすぐに岩手山がドーンと見えてきます。
桜は満開。
良い時期に来られました。

何処に行っても桜が満開。
ソメイヨシノ、枝垂れ桜。
どれもちょうど見頃です。

八幡平まで26㎞の道路標識。
ほとんど上りの行程です。
でも、上の道標と下の道標の距離が1㎞違うのはなぜ…?
牧草地帯から岩手山を望みます。
雪をかぶった岩手山も良いですね。
安比高原にスキーに行っていたころを思い出します。
こちらは、これから上る八幡平です。
左奥の山になりますが、山頂が真白ですね…。
本当に自転車で走れるのでしょうか。

これは…今はやりのインスタ映えを狙ったもの?
天気が良ければもっと映えるのにね。
残念ながら雲が取れません。
途中、松ちゃん市場で昼食を摂ったのですが、
写真を撮るのをすっかり忘れてしまいました。
ホロホロ鳥の肉入りそばと追加でホロホロ鳥の卵。
とても美味しかったです。
いよいよアスピーテラインに突入。
前回来た時と同じ場所で写真撮影。

八幡平まで18㎞の道標。
この18㎞が地獄なのです。
スノーシェルターもここから始まります。

スノーシェルターの出口側ですが雪がありません。
まだまだ、大丈夫のようです。
大沼が見えるところで小休止。
連れがいると写真を撮ってもらえるのでちょくちょく登場します。
標高も900m近くなり雪が多くなってきました。
木の根元の雪が解けたところは、
「雪根開き(ゆきねびらき)」や「根開き(ねあき)」と呼ばれています。
たまに野ウサギやネズミがいたりします。

このスノーシェルターが一番長く上り坂もきつい。
抜けるのに結構時間がかかります。
ここは御在所温泉。
訪れるのは二回目ですが、温泉本当にあるのって感じです。
でも、近くに地熱発電所を建設中でした。

雪の壁も高くなってきました。
ここで約5mほど。
雪の壁がなくなるとこの眺望。
遠くに見える建物は松尾鉱山跡に残る住居跡です。
手前の池は、鉱水処理のためのもの。

アスピーテラインのワイディングロードが良く見えます。
自力で上ってきた道路を上から見ると、ここまで上ったんだという思いがあり、とても気持ちが良いです。
この場所で標高約1,100mです。

雪の壁が両脇に…。
道路の幅があるので、そんな恐怖感はありませんが、
雪崩や落石の危険は十分ありますね。

先ほどの松尾鉱山跡の住居跡を望遠で撮ってみました。
今はやりの廃墟探索者がいるのかもね。
そちらのが怖いよね。
源太岩まで来ました。
この辺は日当たりが良いのか、雪があまりありません。
十和田八幡平国立公園の公園界です。
ここから先が国立公園になります。
後ろの山は茶臼岳。
那須の茶臼岳ではありません。

ここが一番高い雪の壁。
Jumpしてもとどかないですよ!
スノーボードの競技場みたいな壁です。

私も年甲斐もなく…Jump!
バックミュージックはもちろんヴァン・ヘイレンのJump!

熊沼が見えるところですが、雪がかぶっていてはっきり見えません。
でも、なんとなく沼っぽく見えていますよね。

で、アップで撮ってみると…。
ハート形♡…。
このカーブを曲がると見返峠です。
手前に駐車場があるので、ここから八幡平山頂まで行けます。
T君、雪の壁もすごいですが、後ろの岩手山の景色もすごいですよ。
昼飯がそばだけだったので、ハンガーノックしたらしいです。
本人曰くですが…。

八幡平見返峠に到着です。
今回は、見返峠の標識を入れて写真を撮りました。
前回はここを見落として、残念な思いをしました。

県境です。
さぁ!秋田側のワイディングロードへ出発です。
でも、ここ大深沢展望台までは上りが続きました。
ここからは、一気に下って行きます。
途中に見える蒸ノ湯温泉です。
手前から厳選の場所まで下りられるのですが、
現在は火傷する人が続出しているので立入禁止となっています。

本日の宿泊先である後生掛温泉に到着。
前回は、予約ができず八幡平高原ホテルに泊まったのですが、
今回は、T君の希望によりこちらに宿泊。
宿に着き打ち上げのビール。
その後の温泉。
やはり、自転車ツアーには温泉ですね。
では、ゆっくり休んで明日に備えましょう。