開田高原木曽馬の里~開田温泉日の出旅館

2023.11.02 〔走行距離 約20.2km〕

最高地点 御嶽山展望台 1,258.8m

累積標高 420.2m

ツアー初日は木曽福島駅に到着する時間が遅いため木曽福島駅からバスの力を借りて木曽馬の里まで行くことに。
標高差は約800mだったのですが、時季的に道路の状況がわからなかったため大事を取りました。
結果、自転車で走っても問題なかったような気がします。
バスの車窓からはきれいな紅葉が見られちょっとしたバス観光。
とても得した気分になれました。
昼近くになってしまったため御嶽山は逆光のシルエットの写真になってしまいましたが、
標高3,067mの御嶽山はどこからも良く見える高原道路を満喫できました。

マップと標高グラフは、カシミール3Dで作成しました。

長野駅から特急しなのに乗車し木曽福島駅まで。
乗車しているのはほとんどがインバンドの観光客。
国際色豊かな車内…。
10:30分定時到着ではなく、約3分遅れで木曽福島駅に到着。
木曽福島駅は中山道より高台にあるため
旧中山道からは見ることができません。

木曽福島駅からは地元の足であるおんたけ交通が運営している
木曽町生活交通システムを利用させていただきました。
事前に連絡をして自転車輪行の有無を確認済み。
快く受け入れていただきました。
実はこのバスは地元の足ということで運賃200円。
本当に申し訳ないほどの運賃の安さ。
観光ルートのロープウェイ行くバスは運賃が1,200円かかります。
下車するまでこの運賃は信用しなかったのですが、
あっさり200円です。と言われ感謝しかありませんでした。

バスに乗車して約40分。木曽馬の里入口バス停で下車。
時刻は11時20分。もうすぐ昼食タイムです。
自転車を組み立て木曽馬の里にある食事処に向かいます。
駐車場はほぼ満車。
これは時間がかかると思い、しばらく外で写真撮影。
しかし、早く入っていたお客さんがほとんど出て行っていまいお店はガラガラ。

かき揚げ天付、新そばのもりを注文。
赤い漬物は飛騨名物の「あかかぶら」です。
昼食の後はデザートです。
久しぶりのソフトクリームです。
お店は開田高原ソフトクリーム工房。

今回は栗とバニラのハーフ。
栗がとても濃くとてもおいしかったです。
でも、栗のソフトクリームは珍しいですよね。
おなか一杯になったところで木曽馬の放牧場へ。
午後になり気温がぐんぐん上昇。
この時点で気温が20℃を超えてきました。

ここは標高約1,200m。しかも11月上旬。
信じられない暑さ。
放牧されている馬たちも草を食べているふりをして立ち寝をしています。
見ているこちらが心配してしまうほど、ふらふらとしながらやっと立っている状態。
馬も気持ちが良いようです。

 
 青い空に白樺が映えます。
この空模様だと、この後ぐんぐんと気温が上がりそうです。

木曽馬の里に到着したのですが、
この先は車両進入禁止。
消毒が必要だそうです。
木曽馬にも会えたことだし、ここはパスしましょう。

この先は峠まで上り坂。
高度をグングン稼ぎます。
ここは九蔵峠展望台です。
東屋の屋根の下に開田高原九蔵峠と明記してあります。
ちょうど逆光で写真は露出オーバー気味。
補正すると手前が潰れて黒くなってしまう。
このカメラではこれが限界。

カラマツがちょうどよい黄葉を見せています。
紅葉狩りにはちょうど良い・・・というより暑いです。

あれまた九蔵峠?
こちらは国道標識の下に明示されています。
こちらが正しいのかもしれません。

しかしこちらの展望台は御嶽山展望台となっています。
もしや先ほどの展望台の名前を付け間違えた??
ま、どうでも良いかもしれませんが…。
 
こちらの展望台のが先ほどより標高が高い所にあります。
標高1,256mでした。
しかし正面しか展望がありませんでした。
ここが峠ということはここから宿まで下りになります。

 
九蔵峠から1,170m地点まで下りてきました。
道路が整備されているので快適です。
ここからも御嶽山が良く見えます。
時間は14時30分。
そろそろ日が陰ってきます。 

宿のチェックイン時間まで時間があるので町の中を散策です。
この家は山下家と言うそうです。
江戸中期から大正初期にかけて栄えた大馬主の家で、
長野県宝になっています。

 本日お世話になる日の出旅館に到着。
さて温泉に入って冷えたビールを飲みましょう。
今日は暑かったからビールがおいしいですよ。
陽が沈む前に近くを探索。
夕焼けを期待していたのですが、今日は赤くなりませんでした。
シルエットの御嶽山になってしまいました。

夕食の始まりです。
この馬刺しはおいしかったです。
木曽馬なのかなぁ…。
山の食材なので高原に来たって感じですね。
お酒は「中乗さん」です。
有名な民謡の木曽節に出てくる中乗さん。
中乗さんとは伐採した丸太を木曽川で運ぶ筏の漕ぎ手が有力さそうです。
さて夜は更けていく…。