上田駅~ビーナスライン~美ヶ原山本小屋
2024.7.26 〔走行距離 約45.3km〕
最高地点 ビーナスライン最高地点 約1,959.0m
累積標高 約1,638.2m
ツアー初日は上田駅から大屋を経由して美ヶ原公園沖線をひたすら武石を進みます。
武石観光センターからビーナスラインを経て美ヶ原の山本小屋までの行程。
標高差約1,430mになります。
最近1,000m越を走ってないからなぁ…。
足、大丈夫か?
上田駅を約30分以上遅延しての出発。
さて、無事に山本小屋までたどり着けるのか…。
まぁ単独行だし、ダメだったらタクシー呼ぶか…、という気持ちで気楽に行こう。
標高1,500m以上に行ったら少しは涼しくなるかな。という安易な気持ちで出発。
マップと標高グラフは、カシミール3Dで作成しました。
上田駅温泉口で自転車を組み立てます。 と、準備が整ったところでT君が…トラブル。 残念ではりますがここでT君とはお別れ。 なんと早いリタイヤ! |
仕方がないので、ここからは単独行。 何で…。 せっかくですから楽しみましょう。 |
丸子の街に入るといきなり電気機関車が展示されている。 この機関車、日光でも見たような…。 この場所は紡績業が盛んだったころ大屋駅まで運行されていたそうです。 |
そんな歴史に触れながら進むと美ヶ原高原まで26㎞の道路標識が出現。 あと26㎞か…。 何となく頑張れそうな気がする。 |
しかし暑い。 現在のGPSでの気温は38℃。 日陰で休憩します。 |
日陰に入ると3℃から5℃ほど気温が下がります。 体力気力よりもこの気温に負けそうです。 ポカリがどんどんなくなります。 |
日陰を見つけては休憩。 ポカリを多めに持ってきてよかった…。 この場所で標高約800m。 まだまだ先は長い。 |
やっとビーナスラインへの分岐に到着。 武石観光センターで大休憩。 食欲はない。 |
武石観光センターは平日とあってガラガラ。 でも食堂とお土産コーナーは営業していました。 ここでまずはアイス。 「爽」があったので、一気食い。 体が冷えたような気がします。 |
観光案内図に温度計があったので見てみると。 現在の気温36℃。 ちょっとは気温が下がっているみたい。 現在の標高は約1,100m。 標高が上がれば気温も下がる…ほんとかな…。 |
キイチゴが鈴なり。 でも食べる気にならない…。 どうしても水物に行ってしまう。 |
日陰が気持ち良い。 そういえば、こちらからのビーナスラインはカーブに番号がついています。 最初は46番でした。 |
この直線道路。 キッツいです。 足がプルプルしている…。 |
あのカーブを曲がればちょっとは坂が平らになるのかなぁ…。 なんてことを考えながらひたすら上ります。 |
路傍にはこんな可憐な花が咲いています。 花の写真を撮りながら休み休み上りましょう。 この花は「キバナノヤマオダマキ」です。 可憐な花です。 |
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第21カーブまで来ました。 残りは20カーブ。 頑張りましょう! |
トンボがたくさん飛んでいます。 山の写真を撮ったら、ちょうど山の頂上付近にトンボが写っていました。 |
この子は「ツルアジサイ」です。 木や岩に気根と呼ばれる根を張り成長してまわりの木が葉を出す前に花を咲かせるので、 巻きつかれた木に花が咲いたように見えるそうです。 |
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どんどん高度を上げていきます。 良い眺めですが、ちょっと怪しい雲が増えてきました。 |
ようやく美ヶ原高原白樺平に到着。 ここで標高約1,700mです。 |
ここで久しぶりに「オニユリ」と出会えました。 いつ見てもすごい形相をしています。 目立ちますよね。 |
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やっと第1カーブに到着。 と、ここで雷鳴が…。 後ろを振り返ると真っ黒な雲が。 |
やばいぞ。 隠れるところがない。 ここで降られるのか? と、正面に廃墟となったガソリンスタンドが…。 逃げ込んで危機一髪。 約30分の雨宿りです。 |
雷鳴も遠くなり雨も上がったので出発。 山本小屋まであと1㎞ほど。 ビーナスライン最高地点1,950mです。 |
やっと山本小屋に到着。 本日連れがリタイヤをしたことを告げチェックイン。 宿のおかみさんがやさしく迎えてくれました。 |
待ちに待った夕食です。 風呂につかりちょっと昼寝と言うより夕寝をしてからの夕食。 昼をほとんど食べていなかったので。 がつがつと部活帰りの高校生になった気分で一気食い。 |
この馬肉すきやき鍋のおいしいこと。 牛肉よりも淡白でとてもおいしい。 函館でジンギスカンを食べたので今回は馬肉すきやき鍋にしたのですが、 T君、残念だったね。 |
食事を済ませてから夕方の散歩。 雲海が広がっていました。 明日の天気はどうなのか…。 |
牛たちも夕食の最中。 明日は山本小屋恒例の朝飯前の散策ツアー。 とても楽しみです。 |