美ヶ原山本小屋~ビーナスライン~霧ヶ峰~上諏訪駅
2024.7.27 〔走行距離 約45.3km〕
最高地点 美ヶ原山本小屋 約1953.0m
累積標高 約656.6m
ツアー二日目は、美ヶ原山本小屋からビーナスラインを経て霧ヶ峰を通り上諏訪駅までのコース。
以前も通った道ですが、途中から別ルートで上諏訪駅まで辿ります。
今日の天気は、昨日ほど不安定になることはないようですが、山の天気はわかりません。
なるべく昼までには上諏訪に着きたいところです。
単独行だし時間の調整はどうにでもなる。
霧ヶ峰を過ぎたあたりからのコースは急坂を下るだけなので時間の調整は可能。
せっかく高原の涼しい所にいるのですから、少しはのんびりと高原道路を走りたいものです。
写真は山本小屋恒例の朝飯前のハイキングに行くときにバスの車窓から撮った写真です。
右側に見えているのが浅間山。
山頂から噴煙が上がっているのが見て取れます。
また、雲海も広がっておりとても幻想的な写真が撮れました。
マップと標高グラフは、カシミール3Dで作成しました。
ツアー二日目は山本小屋恒例の朝飯前のハイキング。 山本小屋のバスで王が鼻に向かいます。 王が鼻は標高2,008m。 2008年に自転車で行きました。 |
車窓からは北アルプスが見え隠れ。 今日は山が良く見えますよ。 と、バスの運転手兼山本小屋のオーナーがポツリ。 こんなことを言われると期待感マックスです。 |
バスを降りハイキングを始めます。 歩く距離はほんの1㎞ほど。 王が鼻に向かう登山道からの眺めです。 正面には北アルプス群。 眼下には松本の町並みが見えています。 |
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こちらの写真はもう少し先に進んだあたり。 絶景です。 |
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富士山が見えています。 と言うことはこちらが南東方向ですね。 右側に見えているのが南アルプス群です。 |
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山本小屋のオーナー曰く、美ヶ原からの眺望は日本一。 一番山が見渡せる場所だと自負しておりました。 今日は東北方面の天気が悪く見えませんでしたが、天気が良いと鳥海山まで見えるそうです。 きたあるプルの山々がすべて見えています。 槍もしっかりと見えていますね。 |
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時間がたつにつれて人の数が増えてきました。 各宿泊施設からバスでここまで送迎するので、 あっと言う間に大渋滞。 以前は山本小屋オンリーのツアーだったのですが、 これも時代の流れで仕方がないことですね。 |
ノアザミがポツンと咲いていました。 この高所に珍しいとみていたら。 |
いきなりヒョウモンチョウのお出まし。 こんなところにもヒョウモンチョウがいるのですね。 |
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こちらの花は「イワシャジン」です。 本州中部の山岳地帯の岩場に生育しています。 |
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こちらは花の形が「イワシャジン」に似ているのですが、 「ソバナ」です。 「ツリガネニンジン」によく似ているのですが、花の付き方が茎に一輪づつ付くのが特徴です。 |
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こちらは「コマウスユキソウ」です。 日本の「エーデルワイス」と呼ばれている品種で、このほかに「ハヤチネウスユキソウ」や「ミネウスユキソウ」などがありますが、 この「コマウスユキソウ」が「エーデルワイス」に一番似ているといわれています。 私は全種類見たことがないのでわかりませんが…。 |
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雲海がきれいです。 左から妙高・戸隠方面、湯の丸山や浅間山、蓼科山などなど。 本当に良く見えていました。 |
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牛の尻の先に美ヶ原の美しの塔です。 美ヶ原高原のシンボルです。 濃霧時の遭難対策の一環として設立されたそうです。 |
王が頭の電波塔群です。 長野市と松本市の中継電波塔です。 両市内から良く見えますね。 |
朝食の時間です。 この朝食は以前と変わりません。 でもおかずが品が増えたような気がします。 |
このハムエッグを自分で作るのは以前と同じ。 でもでも卵が減りました。 以前はダブルエッグだったのに…。 |
では、ツアー二日目出発しましょう。 天気も良さそうなので、のんびり行きましょう。 |
現在の気温は24℃です。 涼しいわけですよね。 言い忘れましたが、山本小屋には冷房はありません。 |
良い景色です。 またいつか来たいです。 何度自転車で来ても飽きないところです。 |
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「タカネナデシコ」の花です。 後ろにピンボケの「ハクサンフウロ」の花が咲いています。 「ハクサンフウロ」は花粉を守るため湿気が増えてくると花を閉じます。 「ハクサンフウロ」の花が閉じ始めると雨が降ると言い伝えがあります。 |
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ここから霧ヶ峰に向かいます。 今日も約40㎞の道程。 頑張りましょう。 |
山本小屋、また来るからね。 おそらくですが、 山本小屋のオーナーは私と年が同じくらいかな。 お元気で! |
ライディングロードが広がっています。 気持ちよさそうな下り坂。 |
ビーナスライン落合の分岐点です。 ここを間違えると上田へ戻ってしまいます。 |
扉峠に到着です。 天気が良いのは本当に良いことですが…。 暑い! |
今日も日陰で休憩しながら進みます。 下り坂は一気に進めますが、上りとなると…。 この辺は標高1,600mを行ったり来たり。 |
この風景が美ヶ原高原と霧ヶ峰高原の特徴。 視界が広がり自転車で走っていても爽快です。 |
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遠くに王が頭の電波塔群が見えています。 もうこんなに進んだのか。 でも標高は1,750mに逆戻り。 この辺は上り下りの繰り返しです。 |
中山道の旧道を見つけました。 江戸時代から明治時代にかけて 中山道はこんな山道を通っていたのですね。 ちなみにこの石畳は後に整備を行ったものです。 ここを上ると旧和田峠です。 |
現在の和田峠に到着です。 ここから鷲ヶ峰を通り霧ヶ峰に進みます。 |
中山道です。 この先に狭小トンネルがあります。 狭小トンネルなのでトンネルの入り口に信号機がついています。 |
諏訪湖が見えてきました。 もうすぐ霧ヶ峰高原に入ります。 |
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今回はなぜか八島ヶ原湿原の入口がわからず…。 以前と風景が変わったせいか通り過ぎてしまいました。 いつの間にか正面に車山が出現。 今更戻るのも…。今回は諦め。 |
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霧ヶ峰ビーナスでソフトクリーム! 夏の自転車ツアーはこれが定番。 今回は信州リンゴとミルクのミックスで。 結構食べ応えのある量でした。 |
その他いろいろと土産物が販売されていました。 ここではいつもの通りピンバッチをゲットです。 最近はどこに行ってもピンバッチが置いてあります。 |
こちらに進めば車山を通り白樺湖へ行けます。 今回は下諏訪に行くので逆方向ですね。 |
霧ヶ峰スキー場のリフト乗り場です。 本当は霧ヶ峰展望場を予定していたのですが、 今回は見送り。 |
諏訪湖が一望できる場所で小休止。 立石公園手前にこんな眺望所がありました。 立石さくら公園と表記があったのですが入口が閉鎖されていました。 |
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こちらが本物の立石公園です。 先ほどの場所の方が良い眺望でしたよ。 |
国道20号線まで来ました。 ここは酒呑みならみんな知っている「宮坂醸造」です。 ここからは酒蔵巡りです。 |
こちらは「伊東酒造」です。 横笛の銘柄で有名です。 |
その斜向かいが「本金酒造」です。 私は初めましてです。 |
少し進むと「麗人酒造」です。 こちらも初めましてでした。 |
こちらが「舞姫」です。 こちらは何度もお世話になっていますね。 翠露や舞姫の銘柄で有名です。 |
酒蔵巡りをしながら今日も目的地上諏訪駅に到着。 なんと12:10に到着してしまいました。 これは上諏訪の街を散策出来そうです。 |
駅構内には風鈴がたくさん。 良い音色が鳴り響いています。 さて駅ネットで指定席を予約して。自転車を観光案内所にデポ。 お昼は? |
18年ぶりに「そば処とみや」に行きました。 お店の雰囲気は少し変わりましたがお店自体は健在でした。 店主も二代目に変わっていましたが、 店主に聞いたところおばあちゃんは健在だそうです。 瓶ビールと天せいろそばを頂いてきました。 |
まだまだ時間があるので、街中散策です。 「そば処とみや」から少し歩いたところに 「えびす屋」という老舗がありました。 中をのぞいてみると川魚の甘露煮等が陳列されていました。 おいしそうだったので「ワカサギのから揚げ」をゲット。 つまみに最高でした。 |
諏訪湖畔の公園をぶらぶら。 しかし暑い。 色々調べた結果「仙人風呂」なるものがある。 ひと風呂浴びてから帰るのも良くない? と、言うことで早速行ってみることに。 |
そこは「片倉館」という国指定重要文化財になっていました。 片倉館は、大正から昭和の初期に 日本における輸出総額の約4割が絹製品であった当時、 シルクエンペラーと称された片倉財閥により 地域住民に厚生と社交の場を供するため 1928年(昭和3年)に竣工されたそうです。、 |
そしてこちらが仙人風呂の建物。 昭和の初期に建造されロマン漂う天然温泉大浴場だそうです。 浴槽は男女とも同一でデザインで広さも同一。 しかし国指定重要文化財のふろに入れるなんて 思ってもみなかったです。 ツアーの疲れも洗い流してきました。 |
いよいよ帰路につきます。 上諏訪駅の足湯も健在でした。 帰路の列車バー用に数点を購入し特急あずさに乗り込みます。 今回は単独校だったので結構ゆっくりできたような気がします。 T君、またチャンスがあったらどこか行きましょう。 |