「氷川女體神社」初詣ポタリング

2009.01.04 〔走行距離 約15.2km〕

明けまして おめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
今年も、「氷川女體神社」へ初詣に行ってきました。

私的に、毎年恒例となった氷川女體神社への初詣。
今年で、7年目となりました。
昨年は、自転車ツアーと山行で、大変楽しいツアーを行いました。
今年の自転車ツアーや山行の安全・その他の祈願をしてきました。

以前から気になっていた場所。
氷川神社磐船祭祭祀遺跡に行ってきました。
氷川女體神社は、埼玉県内屈指の古社で大宮氷川神社とともに
武蔵国一宮といわれています。
社伝では、崇神天皇の時につくられたと伝えられているそうです。
 大宮の氷川神社(男体社)、大宮市中川の中山神社(簸王子社)とともに、
見沼とは深い関係にあったそうです。
元々、氷川女體神社で最も重要な祭祀は、
見沼で行われていた御船祭だったそうです。
しかし、享保12年(1727年)に見沼が干拓され、
見沼での御船祭が行えなくなってしまいました。
そこで、見沼の一部であった場所に、
池の中に丸い島を築いた祭祀場を設け、
そこで御船祭の代わりとなる「磐船祭」を行うこととなったそうです。

「磐船祭祭祀史跡」は島になっているため、周りには、お堀があります。
お堀には、鴨が・・・。餌をもらいに近寄ってきます。
ここの鴨は、逃げません。
ここが、「磐船祭祭祀遺跡」です。
実際にここで祭祀が行われたのは江戸時代中期から幕末ないしは
明治時代初期までの短い期間だったそうです。
その祭祀は、見沼とは切り離せない
古来からのきわめて重要なものだったそうです。
これを証すべき文書や記録も残されているそうです。

正月から、見沼の歴史にふれてきました。
見沼の歴史は、奥が深いです・・・。
そんなことを考えながら、いつもベンチ前に到着。
ここで、しばらく休憩です。
今日は、西側に薄い雲がかかっています。
ベンチからは、秩父の山々がはっきり見えました。
今年は、どんな旅が待っているのか。
また、旅の風景は・・・。楽しみです。