鞍掛山周回道路

2013.11.16 〔走行距離 約42.7km〕

栃木百名山の一つに数えられる鞍掛山。
宇都宮と日光の分水嶺の山としても有名です。
その山の裾野を回って、旧道の峠へ。
鞍掛トンネルができる前は、「あるモノ」が鎮座している有名な峠道でした。
はたして「あるモノ」は健在なのか…。

標高グラフは、カシミール3Dで作成しました。

正面に見えるのが、鞍掛山です。
標高492mの小さい山ですが。
快晴なら、頂上からは360度のパノラマが楽しめます。

良い天気です。
ここ数日は、すごい寒波で寒かったのですが。
本日は、本当に小春日和です。
石那田のリンゴ園では、リンゴがたわわに実っていました。
甘いリンゴの香りが、とても良いです。
リンゴ狩りを楽しむ家族連れが沢山訪れていました。

ここが旧道との分岐点。
しかし、いきなりの10%の標識。
こんなにきつい道だったのか…。
こちらは、鞍掛トンネル。
このトンネルができたことで、峠道は廃道となってしまいました。

何とか峠に到着。
しかし、本当に廃道になってしまったようで、道は荒れ放題。
標識も昔のままで、今市市となったままです。
さて、この祠にあるものが、「あるモノ」です。

よく目を凝らしてみてください。
祠の中にあるものは…。皆様のご想像にお任せします。

峠は、こんな切通になっています。
この左斜面を登っていくと鞍掛山の山頂に出られます。
あらら・・・。
倒木が道をふさいでいます。
これでは、車やバイクは通行できませんね。
自転車を担いで、乗り越えました。

無事峠道を抜けると、栗谷沢ダムがあります。
このダム湖は、砂防ダムとして建設されました。
水面に紅葉が写りとてもきれいです。
これで、針葉樹でなければもっときれいだったのに。
でも、風もなく本当にきれいに映っています。
写真を撮っている私の影も写り込んでいます。

帰路は、今まで行ったことがなかった「ろまんちっく村」へ。
テレビ等で何度も放送されているため、
すごく有名になってしまいました。
温泉や宿泊施設まであるのですから…。
今の道の駅は、すごい事になっていますね。
日光街道に抜けて、いつもの散歩道を帰ります。
以前も書きましたが、
第六号接合井は、今市浄水場で処理された水を約26q、
標高差240mの宇都宮戸祭配水場まで送水する際に、
送水管にかかる水圧を緩和するため
6箇所設置された接合井の一つです。
これらの接合井は、標高が約30m下がる毎に1箇所設置されました。
1949(昭和24)年の地震による被害により、
当時のまま現存するのはこの第六号接合井だけだそうです。
しかも戸祭配水場は水道山と呼ばれ現役です。