含満ヶ淵と田母沢御用邸

2014.04.27 〔走行距離 約85.9km〕

日光にある田母沢御用邸の二階部分にある「皇后御学問所」を特別公開しているとの事で見学に行ってきました。
この二階からは、樹齢四百年ともいわれる枝垂れ桜が見られるとの事で、桜も満開との情報もあり楽しみです。
今年のGWは、飛び石連休で混んでいないことを期待して。

標高グラフは、カシミール3Dで作成しました。

日光街道の大沢町にできたバイパス線です。
工事中に何度か通った道路です。
とうとう開通しました。
これで、自動車は杉並木の中を通れなくなります。

旧道の杉並木道路です。
この道路に大型バスやトラックが往来していたのです。
自動車が通らない道路は、本当に狭く感じます。
今は静けさを取り戻していて、近所の方の散歩道になっています。
自転車も安心して通れます。

田母沢御用邸に行き前に、久しぶりに含満ヶ淵へ。
約70体の地蔵群が1列に並んでいるのですが、
これは慈眼大師天海の門弟が彫ったものだそうで、
当時は100体ほどもあったそうです。

ソメイヨシノも満開です。
この辺は標高650m。
まだまだ、春先の気候です。
東京電力日光第二発電所のオブジェです。
明治26年10月に建設され、
東京電力として現存する最初の水力発電所です。
このオブジェの奥に小さなダムが現役で建っています。

いよいよ本日の本題、田母沢御用邸正門に到着。
この門から入るのは、実は初めてです。
いつも、国道側の通用門から入っています。
立派な車寄せです。
川越城の御本丸殿に造りが似ていますね。

御玉突所とありますが、現在のビリヤードですね。
キューもそろっており、今でも楽しめそうです。
この枝垂れ桜は、二階部分にある「皇后御学問所」から見たものです。
御学問所というより、花見がしたくなるような場所です。
畳敷きで、公園管理の方が、寝転がっても良いですよと言うので遠慮なく。
おそらく、皇室の方々は、こんな事はしないのでしょうね。
寝転がって観る枝垂れ桜は、本当にきれいです。
ちょうど、散り初めで、畳敷きの御学問所にも桜の花びらがはらはらと舞ってきます。

ここは、トイレと風呂です。
どこの部屋も畳敷き。
さすがに浴槽の周りは、檜張りでした。

庭園から見た御用邸です。
三階部分があるのですが、この部分は秋に公開されるそうです。
また、そのころに訪れてみますか。
枝垂れ桜を下から見上げるとこんな感じ。
写真からはわかりませんが、風が吹くとよい感じで桜吹雪になります。
ここは、標高634m。
このごろ、標高の高いところに行くと、お決まりの数字になっています。
そう、スカイツリーの高さですね。
また、日光に訪れましょう。