日光滝ヶ原峠

累積標高 約1,157.7m

滝ノ原峠 約843.8m

2016.08.14 〔走行距離 約112.8km〕

夏休みと言う事で、長めのポタリング&パスハンティング。
久しぶりに、滝ヶ原峠をアプローチルートに選びました。
滝ヶ原峠は、約一年ぶりと言う事で、道路の記憶があまり残っておらず、最後の上りに泣かされました。
あまり天気が良くありませんでしたが、結果、行って良かった…。

マップと標高グラフは、カシミール3Dで作成しました。

今日の天気予報は、午前中は晴れのはず…。
早朝、自宅を出発したところ、途中から霧雨。
迷いながら、徳次郎町まで来てしまった。
路傍には、良く月見草と間違われる待宵草。
でも、同属種(アカバナ科マツヨイグサ属)のため、間違いではないそうです。
今頃の季節に、どこでも見られますよね。

この橋の先の道路は、いつ復旧するのか…。
もうすぐ一年。
結構、長期戦になっている復旧工事です。
と、言いつつ日光市に入ってしまった。
さて、この霧雨はどうしたものか…。l
とりあえず、文挟駅に行ってから先のことを考えよう。

文挟駅に到着。
ここで前回同様、朝食にします。
しかし、霧雨はやまず。
とりあえず、もう少し走ってみよう。

黒川沿いは、道路も広くとても走りやすいコースです。
霧雨もやんだみたいですが、山には霧が立ち込めています。
ま、こんな天気でも楽しみましょう。
綺麗に整備された杉林。
前回来た時は、倒木がたくさんあり、薄暗い林だったような…。
気持ち良い、林道になりました。
黒川神社です。
ここは、県道14号と同277号が交差場所です。
有名な夫婦杉があるそうですが、今回見落としました。
残念…。

滝ヶ原峠へは、ここから、清滝方面に進みます。
右に行けば、以前と負った古峰ヶ原です。
一度は、ここを右折し、東大芦川沿いを走りたいと思っています。
滝ヶ原峠に出るのですが、地形図を見ると結構面白い林道みたいです。

しばらく行くと、こんな分岐が…。
さて、どっちが本線?
でも大丈夫。ちゃんと中禅寺方面の標識が…。
この場所で、中禅寺とは…。
地形図では、大滝となっています。
周りは結構な断崖絶壁ですが、滝としての落差はあまりありません。
でも、上から覗くと、吸い込まれそうですよ。
前回で紹介した蛇石です。
その他、馬石・鞍石が紹介されており、看板もあるのですが、
今回もどの石なのか分かりませんでした。

さて、そろそろ急勾配の道になるはずです。
本当に帳尻合わせの坂道。
前回、結構きつかった覚えがあります。

いよいよ九十九折の道が来ました。
まずは一回目の三段上り。
この三段上りは、まだ序の口。
ここは二回目の三段上り。
結構な勾配になっています。
あと一回…。頑張ろう!

霧でクモのねぐらが丸見えです。
こんな日、クモはどうしているのか。
もちろん、エサにもありつけないのか。
三回目の三段上がり。
いやー。久しぶりにきつかった。
左側に写っている道路、わかりますか?

滝ノ原峠に到着。
峠は霧雨です。
でも、カンカン照りでなくて、良かったような…。
こちら側が、東大芦川からの道です。
地形図を見ると、やはり帳尻合わせの九十九折があります。
こちらもきついのかな~。
試に、下りをやってみようかな。

この峠道は、最近、自転車ツーリングで有名になってしまっており、
今回は、ロードが二名、上って来ました。
一人は、東京都内から輪行できたそうです。
この峠道唯一の展望所も霧で真白。
何も見えません…。

清滝までは、あっという間に下りてしまいます。
この峠道は、日光市内からアプローチすると、すぐ上れてしまいます。
初心者には良いかもね。

日光第一発電所の大谷川取水ゲートです。
大正7年(1918)、当時の下野電力㈱によって設置されました。
このほか、日光第二発電所のダムも有名です。
こちらは当時から残っている取水庭です。
提と書かず庭と書くのです。
もちろん、現役ですよ。

日光市内と言えば…。三ツ山羊羹本舗。
今回も購入しました。
この花は、何でしょう。すごく良い匂いがするのですよ。
房藤空木(ふさふじうつぎ)と言うそうです。
蝶がたくさん集まるそうですよ。

帰路途中でいきなり現れたダム湖。
残念ながら、私が持っている地形図には載っていませんでした。
でも、GPSの地図には載っています。
大室ダムと言うそうで、農業用水の安定供給を目的とし、
揚水機能を持った灌漑用の県営のダムだそうです。

そろそろ昼時なので、場所探し。
そう言えば、この近くに佐貫観音があった。
そこで、昼食に決定。
新しい橋が架かったため、旧橋の鉄橋部分が撤去されていました。
こんな感じで、鬼怒川中部用水竣工記念碑をお借りして。
この工事は、相当大きな工事だったそうです。
興味のある方は、WEBで調べてください。
いつもの羽黒山が見えてきました。
自宅までは、もう少し。
今回は、結構なロングランでした。