勝山城址と氏家雛めぐりポタリング
最高地点 氏家町 約178.8m
累積標高 約287.9m
2018.02.11 〔走行距離 約41.8km〕
久しぶりに暖かい日になりました。
朝も冷え込みもそれほどでもなく、日中はポカポカ陽気。
春を思わせるような暖かさです。
今日は久しぶりの平地のポタリングです。
気になっていた勝山城址と氏家で行われている雛めぐりに行ってきました。
この写真は、喜連川町で毎年行われている狐の嫁入りの行列をフェルト人形にしたものだそうです。
久しぶりに街中を自転車でウロウロ…。色々な歴史に触れてきました。
標高グラフは、カシミール3Dで作成しました。
鬼怒川を渡り宝積寺方面へ向かいます。 氏家への道はいろいろあるのですが、 今回は、鬼怒川東側のサイクリングロードで向かう事に。 |
鬼怒川東側のサイクリングロードは、本当に久しぶりです。 鬼怒川グリーンパーク脇を通ります。 朝早くから、家族連れがたくさん来ています。 |
自宅から約16㎞で、勝山城址に到着です。 ここは勝山公園になっていて、ミュージアムが併設されています。 |
立派な長屋門と板倉があります。 この建物は、保存のために移築したものだそうです。 |
明治19年に宇都宮~長久保~矢板ルートの鬼怒川橋梁の橋脚だそうです。 もとは、阿久津大橋付近の鬼怒川河川敷に残されていたものを移設したそうです。 |
鬼怒川左岸の崖を天然の要害にした城だそうです。 写真は、本丸大手口の橋を復元したものだそうです。 |
築城は、鎌倉期~南北朝期(14世紀前半)に氏家氏4代公宗によると考えられ、 1597年に宇都宮城とともに廃城となったそうです。 お堀も再現されています。 |
本丸址です。 雪が残っていたので、春先に再度散策することに。 桜の木がたくさんあるので楽しみです。 |
氏家駅に到着です。 ここで、雛めぐりのパンフレットをゲットします。 |
駅構内にあったひな人形です。 結構大きな人形です。 |
最初の雛めぐりは西導寺です。 なんとなく最初はお寺が良いのかな~と訪れてみました。 |
ストーブで暖めてあり、とてもフレンドリー…。 と、思ったら…法事の準備中でした。 吊るし雛が飾ってありました。 |
次は雛の駅という場所。 入るなりつるし雛がたくさん。 人の形をした雛は、さるぼぼと言うそうです。 猿のぼぼさ(赤ん坊)に似ていることから【さるぼぼ】と呼ばれるようになったそうです。 |
こちらはトウガラシの形をしたつるし雛。 可愛い娘とお雛様に悪い虫がつかないように、との意味があるそうです。 |
次は、光明寺です。 山門をくぐると、奥州道中分間延絵図[おうしゅうぶんげんのぶえず]にも描かれている、 青銅造不動明王坐像[せいどうぞうふどうみょうおうざぞう]が目に飛び込んできます。 睨めつけられているみたいです。 |
この像は、宝暦9(1759)年、宇都宮藩の御用鋳物師[ごよういもじ]で 名工、戸室卯兵衛[とむろうへい]が鋳造[ちゅうぞう]したそうです。 あまりの大きさから"分間延絵図"[ぶんけんのべえず]にもその姿が描かれています。 平成19年からの修理で、往時の姿に戻ったそうですが、 その時の調査で当時の最新技術を使って作られたことも分かったそうです。 |
瀧澤家住宅です。 実業家で貴族院議員であった瀧澤喜平治によって建設され、 明治25年陸軍大演習の際に、明治天皇の休憩所に充てられた建物だそうです。 |
板塀がきれいに残っています。 この雰囲気が大変好きです。 自転車でポタリングしているって感じです。 |
菊花の装飾を持つ門や豪華な内装など、当時の雰囲気をそのまま留めた佇まい。 蔵座敷は土蔵造二階建ての屋根に望楼をのせた特徴ある造りになっています。 現在、3棟が県指定となっています。 望楼を備えた建物は以前栃木街道沿いの奥州街道沿いに何棟かあったそうですが、 現在はここだけとなり、貴重な建物だそうです。 |
こちらの建物は鐵竹堂。 客殿だったそうです。 書院造の建物で、明治期以降に建てられたそうです。 |
この雛人形は明治期に作られたものだそうです。 とてもシンプルです。 |
こちらは大正期。 随分と立派です。 建物付きですからね。 |
こちらは江戸期。 色は抜けてしまっていますが、十二単が重厚に作られています。 |
今回私が一番びっくりしたのがこれ。 ビクターのわんこ。 私が幼少のころ家に瀬戸で出来たものがありました。 懐かし~!でも、お宝ですよね。 |
最後に訪れたところで凄かったのがこの雛段。 奥に鏡が張ってあるので、奥行きがすごくあるように見えます。 でも、圧巻でした。 |
帰路で見つけた川の一里塚。 以前も見ましたが、色々なところに設置してあるみたいです。 皆さんも探してみてください。 |