中山道 熊谷宿〜松井田宿〜横川駅
2005.04.29〔走行距離 約74km〕
久しぶりの中山道ツアー
今回の道中は、途中残っている、熊谷宿から松井田宿までです。
GW始まりの日、とても暑い日でした。
途中見つけたカップルの道祖神。
先代は、何を思い、道中においたのか・・・。
ツアー・コースマップと標高グラフです。
起点となる熊谷駅です。 今回は、熊谷駅から横川駅まで。 約74kmのツアーです。 熊谷駅前には、熊谷直実の銅像があります。 撮り忘れました。 |
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自転車を組み終え、交番前に集合。 交番のおまわりさんが、こちらを見て笑っていました。 まだ、飲酒運転ではありません。 まだ?・・・・。 |
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途中、秩父道道標が建っているはずでしたが・・・。 確認できず、いつの間にか一里塚に。 植木の一里塚跡です。 樹齢300年のケヤキだそうです。 |
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高柳辺りの風景です。 花水木の街路樹がとてもきれいです。 今回のツアーで一番目についた街路樹です。 1909年から数年にわたって、 当時東京市長であった尾崎行雄が アメリカ合衆国に桜の苗木を贈りました。 その返礼として1915年に同国から東京市に贈られたのが、 日本でのハナミズキのはじまりです。 一青窈さんの「ハナミズキ」を思わず口ずさんでしまいました。 |
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これから、深谷宿に入ります。 中山道旧道と17号国道が交差しているところにあるのが、 「見返りの松」です。 樹齢300年〜500年と言われているそうです。 云われは・・・。 調べましょう! |
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深谷宿に入りました。 深谷は、レンガの町です。 日本銀行、赤坂離宮、東京駅のレンガは、深谷産です。 煙突もレンガで出来ています。 |
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田所の常夜灯です。 ここで、深谷宿は終わり。 本庄宿へ向かいます。 |
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豊見坂の百庚申です。 この百庚申は、幕末1862年に完成したそうです。 幕末の不安を神仏に頼ろうと言う心理があったそうです。 |
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滝岡橋です。 中山道は、橋ではなく、下の写真のところを通っていました。 |
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菜の花が満開の小山川です。 これから、本庄宿に入ります。 |
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レンガの建物のケーキ屋さんです。 この建物は、本庄商業銀行の繭倉庫だったそうです。 そういえば、農家の屋根が蚕を飼うようになっていました。 |
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新しく建てられた道標です。 新町宿に向かいます。 |
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ここで、国境。 武蔵野の国からいよいよ上野の国に向かいます。 神流川橋の群馬県側には、神流川古戦場跡の碑が建っています。 |
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新町宿の小林本陣跡です。 全体の写真は、撮りませんでしたが、 今も、代々受け継がれているそうです。 |
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なぜか、倉賀野宿と高崎宿の写真がありません。 おそらく、暑くて頭がボーっと・・・。 君が代橋を渡り、板鼻宿に向かいます。 |
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板鼻宿に入る前に、昼食タイム。 とりあえず、ガソリン補給といきましょう。 液体と固体両方ですね。 しかし、今日は本当に暑い。 顔がヒリヒリします。 |
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板鼻宿に入る前の上豊岡の茶屋本陣跡です。 茶屋本陣は、上級武士等が昼食や関所の待ち時間のために、 宿場と宿場の間の設けられた休息所だったそうです。 |
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中も自由に見ることが出来ました。 歴史を感じる内装です。 特に掛け軸は墨絵で、重みを感じます。 |
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藤塚の一里塚です。 日本橋から、28里目(約112km)の一里塚です。 |
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板鼻宿に残る古い建物です。 今は、建物が残っているだけで住んでいないみたいですね。 こういう建物を永く保存してほしいものです。 |
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安中宿です。 群馬県側には、旧中山道に写真のような道標が立っています。 でも、目立たないため、見失うことも・・・。 |
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一休みです。 ちょうど、昼食から一時間。 暑いです。 ここで、水分補給。 今年一番の暑さですかね。 この酒屋も結構古い建物です。 |
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原市の杉並木です。 さびしい・・・。 1844年には731本あったと言われ、日光の杉並木と互角だったとか。 現在の数、たった16本。 昔の面影はありませんね。 |
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妙義道の常夜灯です。 この常夜灯は、中山道から妙義山への分かれ道にあったと いわれています。 しかし、現在では、妙義山への道は確認できないそうです。 これより、松井田宿に入ります。 |
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松井田宿を出て、坂本宿に向かいます。 誰もが、線路沿いの道を楽々と思いきや、目の前に激坂が・・・。 この激坂の途中にあったのが、夜鳴き地蔵です。 坂本宿から深谷宿に向かう馬方が、馬の荷物がずれて 馬が動かなくなったそうです。 そこで、馬方が地蔵の首を取り、馬の荷のバランスをとり前に進んだそうです。 無事深谷宿に着くと、馬方は地蔵の頭を深谷に捨ててしまったそうです。 その後、夜になると、「五科恋しや」と鳴く声が聞こえるので、 深谷の人が哀れに思い、頭を五科に届け、胴に載せたそうです。 昔も自分勝手な人がいたみたいですね。 |
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さて、無事山を越え、横川の町に入りました。 新幹線が通る前は、本当ににぎやかな町だったのですが・・・。 |
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横川駅前です。 今回のツアーは、ここまで。 これで、日本橋(江戸)から、中津川宿まで繋がりました。 途中、和田峠・鳥居峠は、旧道ではありませんが。 あと残すは、美濃路(14宿)、近江路(12宿)です。 |
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さてさて、hashiさんの満足そうな顔。 まだまだ、行きたい所は山ほどあります。 中山道もあと1回ツアーを組めば終わりそうです。 次は、どの街道を行きますか。 東海道、日光道中、甲州道中。 なんと言っても奥州道中が一番長そうです。 また、その五街道の脇街道もあります。 芭蕉の軌跡を走りましょうか・・・。 |