秩父(太田部峠〜杉ノ峠)

2005.07.23〔走行距離 約75km〕

天気がはっきりしない日でしたが、思い切って秩父へ。
前から行ってみたかった、憧れの峠へ。
キツイ坂もありましたが、途中の石仏に励まされ、ほぼ予定通りのコースを走破出来ました。

コースデータと標高グラフです。(カシミール3Dで作成しました。)

またまた、西武秩父駅。
定時08:10に到着。
予想はしていましたが、どんよりと曇っていて、今にも雨が降り出しそうです。
今回は、エスケープコースを2コース用意しました。
GPSにはしっかりとルートデータを入れて。
駅前ロータリーで自転車を組み立てます。
Birdさん、頑張りましょう!
久しぶりの激坂です。
秩父ハーブ橋を渡り、今回は右折。
荒川と赤平川の合流地点に向かいます。
そこまでは、下りです。
途中、秩父礼所21番「観音寺」により、安全祈願。
境内には、芭蕉句碑がありました。
太田の交差点付近で、コスモス・・・。
確かに、今日はすごく涼しいですが。
ヒメジオンとコスモスとは・・・。
また、コオロギが鳴いていました。
いよいよ、太田部方面に向かう道路に右折します。
ここからは、本格的な登りになります。
石間川の水音を聞きながら、ゆっくりと登っていきます。
あれっ!あんな所に、家が建っている。
と言うことは、あそこまで登るの・・・。
お約束の名水。
つられて、水筒へ。
ペットボトルのお茶も捨てて、この水に・・・。
家に帰ってから、コーヒーを飲んだら、確かに普通の水より苦味が出て、とてもおいしかったです。
ヤマユリです。
最近は、この花を見なくなりました。
とても匂いのキツイ花です。
子供のころは、この花の花粉を服につけて帰ってきて、母親によく叱られた記憶が・・・。
とにかく、ついてしまうと落ちないのです。
いよいよ林道に入ります。
太田部林道とあります。
太田部林道は、城峯山山頂を巻くように作られています。
先ほど、下から見えた集落を過ぎ、どんどん高度を稼ぎます。
この上にも集落がありました。
標高558m。
ここに住んでいる人は、マラソンが得意です。(うそうそ)
しかし、天気が良ければ・・・。
残念!
新しい林道を作っていました。
半納城峰線とあります。
工事説明の標識があり、森林管理のための道路とありました。
楽しみが増えると言う反面、環境破壊が心配です。
来年には、開通しているかも・・・。
ホタルブクロです。
この写真を撮っていたら、いきなり花がプルプルと震えます。
えっ!なんだ!
と思った瞬間、花の中からダンゴ蜂が飛び出してきました。
ひぇー!逃げろー!
霧の中での休憩です。
マイナスイオンタップリ!
たまには、こんなツアーも良いかも。
太田部峠に到着。
峠の道標はありませんでした。
しかし、道路標識がありました。
ここから、土坂峠に向かいます。
林道上武秩父線になります。
途中、隧道を二ヶ所越えて、国道462号線にぶつかります。
ここまで、ほとんど下りです。
せっかく登ったのにもったいない。
約6kmのダウンヒルでした。
土坂峠に到着
国道を横切り、今度は、林道西秩父線に入ります。
本日、三つ目の峠、杉ノ峠を目指します。
この林道の入り口には、「気象条件により通行不能」の看板。
大丈夫でしょう・・・。多分・・・。
山では、多分は禁物。
でも、行ってしまう自分が・・・。
途中、「多分」で歩って来たハイカーに会いました。
この霧の中で、いきなりカーブから現れたので、お互いびっくり。
しかし、このハイカー達、完全に逆方向に歩いていました。
無事、山を下りたでしょうか???
カーブミラーで記念撮影。
ちょっと、怖い撮影ですね。
ここにもう一人写っていたら・・・。
杉ノ峠です。
右に行けば、予定のコース。
矢久峠を経て和田に向かうコースです。
しかし、今回は、Birdさんの体力を考えて、左の林道へ。
ちょっと天気が渋ってきたこともあり・・・。
左の林道は、長久保線です。
和田まで、約9kmのダウンヒル。
気持ち良い!
和田を過ぎ、塚越の集落に入りました。
ここは、合角ダムのバックウォーターです。
ぜんぜん、水がありません。
平成11年に完成した新しいダムです。
本当に、こんなダムが、いるのでしょうか?
このダムは、洪水調整、干害用水、上水用とありますが・・・。
ダムの下には、いろいろな施設がありました。
とくに、きれいなロッジが建っていたのは驚き。
今度は、ここに宿泊して、秩父の山を走りましょうか。
隣には、立派な今流行のスーパー銭湯がありました。
帰りに秩父神社に寄り道。
立派な神社です。
今回のツアーの無事到着を報告し、境内散策。
この彫り物は、「つなぎの龍」と言うそうです。
左甚五郎作。
左甚五郎といえば日光東照宮で有名です。
特に、「眠り猫」の彫り物は有名ですね。
話は、ちょっとそれますが、あの「眠り猫」の裏側にやはり彫り物があります。
さて、何でしょう?
それは、猫が寝ているので、雀たちが遊んでいる彫り物でした。
今回のコースは、天気の良い日を狙ってまた行こうと思います。
天気の良い日は、秩父の山々が一望できるそうですよ。