城下町小幡と名無村峠

2005.08.29 〔走行距離 約52km〕

今回のツアーは、城下町小幡から名無村峠を目指します。
甘楽町の小幡は、もう少しゆっくりすれば良かったと後悔しています。
また訪れたい場所です。
初めての上信電鉄は、乗っているだけで、お尻が痛くなる鉄道でした。

コースデータと標高グラフです。(カシミール3Dで作成)

高崎駅から上信電鉄に乗り換えます。
とてもカラフルな電車です。
下仁田行きの電車です。
電車の広告が「マンナンライフ」とは、徹底しています。
そうです、下仁田はこんにゃくが有名ですね。
上州福島駅に到着。
家を朝、暗いうちに出たので、まだ、08:00です。
この地域は、今日が学校の始業式。
夏休みも終わってしまったのですね。
よく見ると、駅舎の前に井戸が・・・。
城下町情緒が、あふれています。
駅前ロータリーが狭いため、仕方なく歩道で組み立て。
でも、異常に歩道が広くありませんか??
小幡の町は、時間が止まったような街。
たばこの文字も右読みです。
桜並木の下は、小川になっており、車道と完全に分離されていました。
この小川は、「雄川堰」と呼ばれており、環境省選定の名水百選に数えられています。
町並みも白壁造りの家や、昔ながらの旅籠も残っており、城下町情緒たっぷりでした。
大名庭園の塀です。
今回は、時間の関係もあり、見学しませんでした。
また行きたいですね。
ここは、たまたま通りかかった公園のつり橋。
甘楽(からく)総合公園と書いてありました。
すごく広い公園です。
ここが、織田家七代の墓です。
織田信長の次男「信雄(のぶかつ)」が、上野小幡で領主になったのが始まりとされています。
その後、約150年間、織田家が藩主を勤めていたそうです。
甘楽地方の農家の造りは、すべてこんな感じ。
二階の部分は、どのようになっているのでしょう。
那須の集落が見えてきました。
この集落は、山の頂上まで続いています。
この場所は、標高約500m。
いよいよ、峠への道に突入です。
その前に、ちょっと休憩。
birdさんが、峠道用に準備があります。
さぁ、頑張って行きましょう!
九十九折の峠道を行くと、先ほどの那須の集落を見ることができました。
しかし、あんな所まで畑があり、耕しに行くのも一苦労ですよね。
この道は、カーブを曲がる毎に、標高を稼ぎます。
birdさんの後ろに見えるのが、次のカーブ。
自転車に乗って、正面を向いても道路しか見えません。
このカーブを曲がった時点で、約20m標高を稼ぎました。
標高約760m。
遠くに甘楽の町が見えます。
絶景ですね。
今回から、新しいGPS。
ルート案内もするので、道に迷うことは、ありませんでした。
しかし、寄り道をすると、元の道に戻そうと必死になります。
会場(かいしょ)集落に到着。
ここが、名無村峠と呼ばれているところです。
標高約770m。
こんな所に人が住んでいるのですから。
スクールバスの停留所まであります。
後は、一気に下ります。
お決まりの名水を見つけて・・・。
「おどけ様の水」と言われているそうです。
立て札によると、昔、近くの滝の奥に住んでいた、ひょうきんでやさしいおじいさんが、夜になると霊水を持って村にやってきて、病気で苦しむ人を助けたと言う水だそうです。
この水は、滝の奥のおどけ山の湧き水をここまで引いたものだそうです。
毎回ですが、こういった水でコーヒーを入れると、香までが違います。
おや!Flat隊長、いつから農園を始めたの??
名前もそのまま、「ふらっと農園」。
ということで、新町に到着。
ちょっと遅くなってしまった昼食を求め、駅前散策。
しかし、何もない・・・。
散々駅前を探した結果、ラーメン屋を発見。
とりあえず、ビール!で乾杯!。
ビールのあとは、タンメン。
このタンメン、本当においしかった。
さてさて、後は、輪行で、電車まかせ。
列車バーで、今日の反省を・・・。
今回も大変楽しいツアーができました。
次回の計画を立てましょう。