ふくしまの桃源郷

花見山 約183m 弁天山約142.9m 城山約143.6m

2009.04.11 〔走行距離 約28.4km〕

東北新幹線で、約1時間。福島まで、花見に行ってきました。
花見山は、日本を代表する写真家、故秋山庄太郎氏が「福島に桃源郷あり」と毎年訪れていた場所です。
数年前から、駅のポスターにも貼り出され、気になっていた場所でもありました。
ツアー計画も何度かしたのですが、なんせ、自然が相手。
なかなか、良い時季に休みが合わず、行きそびれていました。
今回やっと、念願が叶い、桃源郷を満喫してきました。

マップと標高グラフは、カシミール3Dで作成しました。

福島駅東口にて、自転車を組み立てます。
久しぶりの輪行。
本日行きたいところに、無事到着できるのでしょうか・・・。
駅前は、花見山に行く観光客が、バスへの乗車に長者の列。
天気も上々。私たちも出発しましょう!

駅から自転車で、約20分。花見山に到着。
意外に近かったのでビックリ。
花見山近くに自転車をデポ。
すごい!花もすごいけど、人もすごい。
でも、のんびり歩けますね。
梅、ハナモモ、数種類の桜、レンギョウ、ボケ、サンシュユ、モクレンなどの花々がいっせいに咲き競っています。
まさに「桃源郷」の言葉がふさわしい場所ですね。

あまりにも良い時季にあたったため、私とYano君を含め、いつもはうるさいBirdさんも閉口。
本当に、きれいの一言。ソメイヨシノはほぼ満開。
時折り吹く風に、最盛期を迎えた彼岸桜の花びらが舞っていました。

花見山山頂付近からは、福島市内が一望。
その手前には、たくさんの花が・・・。

こんな、彼岸桜のトンネルもありました。
写真を撮る人で、大渋滞していました。
花見山山頂からの、風景です。
桜の先には、ちょっと霞んでいて写真では良く見えませんが、吾妻山が見えています。
花見山は、200mそこそこの山。吾妻山は2,000m超級の山。
本当に大きく見えます。
今年は、磐梯吾妻スカイラインでも走りますか。

花見山の全貌です。本当きれいでした。
こうして見ると、本当に山一つがピンク色に染まっています。

今度は、桜の花見のハシゴツアーに出かけましょう。
福島市内には、桜の花見で有名な場所がたくさんあります。
まずは、弁天山へ。
途中、福島県指定天然記念物の「渡利小船の赤松」を見学。
盆栽では珍しい、天然記念物です。

弁天山で、花見と洒落込みましょう。
その前に、食料を確保せねば・・・。
コンビニ探しに、弁天山へは二度のアプローチ。
やっと、花見が出来ました。
公園は、人がまばらで、さくらを独り占め状態でした。

弁天山から、城山へ移動です。
ここは、大森城?
地図上にあったので行って見ました。
とても広い公園になっています。

ここで、花見の二次会・・・?
本当に気持ちの良い場所です。
大森城本丸跡の石碑がありました。
戦国時代は、伊達藩が城主だったようです。
しかし、私と同じ名字の城があったとは・・・。
ちょっとビックリと感動・・・。

城山のさくらです。
立派なさくらがたくさんありました。
城山からさくら提へ移動です。
ここのさくらも見事。荒川(阿武隈川の支流)沿いに約1km植えてありました。
桜並木の下は、公園になっており、桜のトンネル状態です。
本当に見事。

Yano君も思わずこのポーズ。
すごいの一言です。

こんな感じで、さくらが咲いていました。
本当に満開のさくら。
明日は、花吹雪が舞うのでしょう。

上八木田橋からの眺めです。
桜並木の遠方には、吾妻山が見えます。
やはり春霞で、ボヤッとしか見えませんでした。
福島駅西口に到着。
駅前はものすごく広く、輪行の準備には最適です。
今回は、山と言うより丘のぼり。
久しぶりの自転車ツアーで、結構足に来ています。
打上は、福島駅の居酒屋で。
また、さくらを追いかけて、どこかに行きましょう。