黒野田林道

林道ビーク 約1,110m

2009.09.13 〔走行距離 約36.6km〕

高川山へ山遊びに行ったときから、気になっていた黒野田林道。
笹子から鶴ヶ島屋山への登山道と交差しながら、都留市へ抜ける道として走っています。
林道入口までは、結構な激坂に歓迎されました。

マップと標高グラフは、カシミール3Dで作成しました。

久しぶりの笹子駅です。
今日は、抜けるような青空。
黒野田林道とは、どんな道なのでしょう。
不安と期待を自転車に乗せ、早速出発です。
と、林道の入口が変わっている??
途中で、道がなくなっている。
トンネルが掘られ、地形図では無い道が・・・。
やはり、道路地図での確認も必要ですね。
しかし、山と高原地図には、よく見ると載っていました。
Birdさん、申し訳ない・・・。

トンネルを抜けたあたりから、結構な激坂。
Birdさん、大丈夫ですか??
もう、息も絶え絶え・・・。
この道は、清八峠から本社ヶ丸や三ツ峠山への登山道。
分岐までは、結構な標高を稼ぎます。

やっと分岐が見えてきました。
ここで、黒野田林道は左に行きます。
右に行くと清八峠への登山道になります。
林道 黒野田線の起点道標。
本格的な林道に突入。
でも、ダートが無いことは調査済み。
頑張って行きましょう。
分岐を過ぎても、突然激坂が襲います。
Birdさん、真っ直ぐ上れません。
Sの字を書いて、上っていきます。
車も来ないので、安全ですね。
なぜそんな事が分るのかって?それは、後ほど・・・。

開けたところで、休憩です。
甘いものを頬張って、体力の回復・・・。
は、無理か・・・。
遠くに、ピークが見えていますよ。
でも、似たようなピークが何度か続きます。
ここは、初狩駅からの登山道との交差点。
鶴ヶ島屋山への登山道です。
と、言うことは、林道のピークは過ぎたと言うことですね。
黒野田林道には、富士山が見える展望台があるとの事。
もう少しですよ。頑張りましょう。

黒野田林道展望台に到着。
おっ!富士山が見えています。
まだ、雪をかぶっていないので、黒富士ですね。良い眺めです。
富士山を眺めながら、ちょっと早い昼食にしましょう。
昼ごはんを食べていると、なにやら下界から賑やかなお囃子が聞こえてきます。
秋祭りをやっているみたいです。

この場所も、これからがもっと良い展望になるのでしょう。
紅葉の時季は、素晴らしいでしょうね。
富士山の前を横切っている尾根は、三ツ峠山の裾です。
展望台は、二人占め。なかなかこんなチャンスはありません。
途中、オフロードのバイクに一台抜かれただけです。
しかし、道路には、尖った小石やどんぐりがたくさんあり、パンクの危険があります。
お腹も一杯になったので、そろそろ下りを楽しみに出発しましょう。

この山が、鶴ヶ島屋山。
山頂の眺めは、おそらく上の写真と同じかな・・・。
結構大きな山ですね。
尾根沿いを歩ける登山道があるので、眺めは良いかと思います。
山遊びで、行って見たいですね。
なぜ、車やバイクが入って来なかったかと言うと。
実は、林道が通行止めになっていました。
起点側で、このゲートを見たときは、本当にガッカリしました。
しかし、ゲートの脇には、たくさんのタイヤ痕。
私たちもゲート破り・・・。本当はいけないのですが・・・。
途中、崩落防止の治山工事を行っている為だと思われます。
今日も、林道途中で作業をしていました。

無事、都留市側に到着。
林道 黒野田線終点の道標です。
今回の林道は、基点と終点がちゃんとしていましたね。
当たり前か・・・。
展望台から聞こえていたお囃子は、この集落からですね。
地形図上では、大幡と言う集落みたいです。
集落全体が、お祭一色。
子供たちが、神社へ向っていました。

大月駅に到着です。
お疲れ様でした。
自転車を分解し、輪行準備です。
今年は、天候不順で、夏ツアーへ行けませんでした。
その分、秋に楽しみましょう。
列車バーで、次回ツアーの打ち合わせ。
秋ツアーは、どこへ!