妙高・戸隠高原

大望峠 約1,055m

2009.10.31 〔走行距離 約69.8km〕

紅葉を求め、今回は信州へYano君と二人旅です。。
いもり池に映る妙高山と大望峠からの展望を見に行ってきました。
戸隠高原は、前回行った飯綱高原同様、とてもきびしい激坂に歓迎されました。
秋も深まり、カマキリの母親も卵を産む準備です。
しかし、この場所は・・・・・。今一番ホットな場所ですね。

マップと標高グラフは、カシミール3Dで作成しました。

妙高高原駅に到着。
今回は、輪行組が私達のほかにもいました。
乙見山峠を越えて白馬に向うらしいです。
乙見山峠も紅葉が良い時季でしょうね。
山田旅館に行きたくなりました。
いもり池までは、8月に行ったばかりなので、
まだ、しっかり道を覚えていますよ。
駅前から、いきなりの激坂。
寝起きの体に鞭が入ります。
標高約350m上ったところで、いもり池への分岐です。
乙見山峠への道は延々と標高1,500mまで上りです。

いもり池に到着です。
ちょっと紅葉には遅かったか・・・。
先週当たりが良かったのかもしれません。残念でした。
しかし、いもり池に妙高山が映りこんでいました。素敵ですね。
今度は、雪をかぶった妙高山を撮りに来ましょうか。

Yano君、いかがでしょうか。
最高の景色ですね。
来春に、また訪れて見ましょう。

いもり池のビジターハウスで、
前回売り切れで買えなかったピンバッチをゲットしました。
いもり池オリジナルのピンバッチもありました。
今度は、大望峠に向います。
この田園風景と妙高山がとても素敵です。
本当に気持ちが良いところです。
しかし、この後のコースが・・・。
標高約50m下っては、また上り返しの3連続。
足腰がガクガクに・・・。
黒姫別荘地をぬけ、いよいよ戸隠高原へ向います。
ここからは、長野県となります。
激坂を上り始めて、りんごが食べたいね。
と、言うことで、お店がたくさんあるところで小休止。
のはずが、たったりんご一つ買っただけなのに・・・。
お茶飲んで行って!野沢菜の漬物は出てくるは・・・。
おまけにとうもろこし食べてってね。と・・・。
ちょっと気が緩んでしまい、大休止に変更。

その後の激坂の辛さ・・・。
気が緩んだ分、辛さが倍増。
しかし、紅葉がきれいです。
でも、Yano君には、どんどん離されていきます。
しかし、Yano君もここで休憩しましょうよ。
やった、助かった・・・。お互い大汗。
どんな坂道なのか、写真を撮ってみると。
こんな斜度でした。

上信越高原国立公園の道標です。
制定は、昭和24年(1949年)です。
上信越高原国立公園は、新潟県の妙高高原・笹ヶ峰高原。
長野県の黒姫高原・戸隠高原・飯綱高原・斑尾高原です。

今回、知ったのですが・・・。
上信越高原国立公園の主要箇所は、
ほとんど自転車で走ったことになります。ビックリ。
前方には、戸隠山が見えてきました。
すごく険しい山です。

まだ、時間もあることですし、鏡池にも行って見よう。と、言うことで、行って見たのですが・・・。
この景色のすばらしさ。唐松の黄葉と言うより紅葉ですね。
それが、水面に写って、とてもきれいです。
左側の山は、本院岳と西岳。左側が戸隠連山です。有名なナイフリッジも見えています。

鏡池全体が入らなかったので、パノラマにして見ました。
最初は、パスしようと思っていたのですが、来て良かったですね。
戸隠山は、天照大神が天の岩窟に隠れた日本神話が残る場所でもあります。

Yano君も大満足。
この景色を見ると、元気百倍。
本当?!
鏡池にあるどんぐりハウスで、ピンバッチをゲットしました。
今度は、本当に大望峠に向います。
しかし、目的の道路が通行止め。
でも、登山者が入っているのだから大丈夫でしょ。
と、言うことで、またまた突破。
写真を撮るのを忘れてしまうほど、気持ちの良い道路でした。
と、言うのも唐松の葉と広葉樹の落ち葉で埋もれた道を
カサカサと音を立て、自転車で走るのを想像して見てください。
本当に気持ちが良かったですよ。

大望峠には、一度標高約300m下って、また上り返し。
ここまで、何度繰り返してきたことか・・・。
まだ、上りっぱなしの方が気持ち的に楽かな・・・。
Yano君も相当きいているらしく、スピードがのらないです。
もう少しです。頑張りましょう。

やっと大望峠の展望台が見えてきました。
天気は良いのですが、完全に逆光。
残念ながら、アルプスはシルエットになってしまいました。
ここまでの逆光だと、デジカメでの撮影は無理です。
今回も残念ながら、写真に収めることは出来ませんでした。
でも、唐松林の紅葉には出会えました。
ここからの景色は、高圧電線が写らないことで有名です。
また、展望台から鬼無里集落方面を見ると、伝説の谷と言われる意味が良くわかりますよ。

こちらは、西岳方面です。
今度は、新緑のころに訪れたいですね。また、違った景色が見られます。

西岳方面をパノラマにして見ました。
こちらの紅葉もとても素敵です。人を寄せ付けない西岳の厳しい山容が良く見えます。

Yano君、大望峠に、とうとう来てしまいましたね。
いかがでしたか、大望峠の展望は。
「・・・・・。」でも、疲れたでしょう。
Yano君も太ももがパンパンだと言っていました。
せっかくなので、自転車も記念撮影です。
今回は、結構な数の観光客が来ていました。
ほとんどが、車での観光です。
前回は、オートバイが多かったです。
やはり季節柄ですか。

大望峠から下を見ると、道路が切通しで走っています。
この場所は、下のところから分岐して、
展望台まで上るようになっています。
オートバイや車は、気をつけないと通り過ぎてしまいます。
でも、その方が静かな峠でよいですね。

大望峠から鬼無里までは、ほとんど下りです。
しかし、鬼無里から長野までは、結構な上り坂がまだ続きます。
裾花ダムあたりは、相当な上り返しがあります。
今回は、ちょっと堪えているので、辛かったですね。
小鍋バス停付近のさくらです。
また、満開のさくらの花を見せてください。
2006年のさくらは、本当に見事でした。
来春に、また訪れたいですね。
広瀬の集落辺りの風景です。日本の山村風景ですね。
裾花渓谷は、とても素敵なところです。
Yano君、本当にお疲れ様でした。
今回のツアーは、激坂もありましたが、結構のんびりしたツアーでした。
この後、長野で恒例の打上。
次回は、どこに行きましょうか。