春爛漫の郡山

しだれ桜ツアー

2010.04.25 〔走行距離 約56.0km〕

今年の桜は、開花が遅く。
ヤキモキしていましたが、やっと桜前線が北上。
今まで、なかなか行けなかった、郡山のしだれ桜ツアーに行ってきました。
しかし、その道のりは・・・。

マップと標高グラフは、カシミール3Dで作成しました。

郡山は三春の滝桜を代表とした、有名なしだれ桜が多数あるところ。
中には、樹齢400年以上のものも。
その玄関口である三春駅に到着です。
天気もよく、花見日和です。

三春駅前で自転車の組み立て。
さて、最初のさくらは・・・!
まずは、西田町にある「雪村桜(せっそんさくら)」です。
室町時代の画僧「雪村」が晩年過ごしたといわれる雪村庵にあります。

芦ヶ沢桜です。
ここの桜は、高い土手の上に咲いていました。
土手には、一面の菜の花。とてもきれいでした。

これが有名な「三春の滝桜」です。
日本五大桜
石戸蒲ザクラ(埼玉県北本市)、三春の滝桜(福島県田村郡三春町)、山高神代桜(山梨県北杜市)、
狩宿の下馬ザクラ(静岡県富士宮市)、根尾谷の淡墨桜(岐阜県本巣市)。
三大巨桜
三春滝桜(福島県三春町)、淡墨桜(岐阜県本巣市)、神代桜(山梨県北杜市)
日本五大桜の一つ、石戸蒲サクラは、何度か見に行きました。

 
ここだけは、さすがにすごい人。
桜の近くに行くまでにすごい時間がかかっています。
これでも、人が少ないそうです。

 じつは、今年は桜の開花が遅れたため、
観光バスツアーがすべて終了してしまったそうです。
そのおかげで、どこに行っても比較的空いていました。
この景色は、さくら湖から吾妻山方面です。

「伊勢桜」です。
自転車と比較してみると、どのくらい大きいかわかりますよね。
下から見ると大迫力です。

「紅枝垂地蔵桜」です。
三春滝桜の娘といわれるしだれ桜で樹齢は約400年。
この桜の下には地蔵堂があり、昔から赤ん坊の短命、夭折の難を逃れるため、この地蔵に願をかけたと言われています。
地蔵桜という名は地蔵堂にちなんで命名されたそうです。

「五斗蒔田桜」です。
三春の滝桜の子孫と言われているそうです。
この桜の土手下には馬頭観音様がまつられていおり、地主は馬頭観音桜と命名する予定でしたが、
地名の五斗蒔田をとって五斗蒔田桜と呼ばれるようになったそうです。

「町入口の桜」となっていますが・・・。
じつは、墓地の上にある桜です。
しかし、見事な桜ですね。

しだれ桜を下から見るとこんな感じです。
花が降っているように見えますよ。

では、そろそろ昼食の時間。
公民館の公園をお借りして…。
いつものパターンの昼食でした。

   
 「天王の桜」です。
この桜は、境内のなかにあり、見上げることしかできません。
しかし、親切な人がいるものです。
対面の山の斜面から見ることができるのです。
ちゃんと、道路も整備されていました。

「不動桜」です。
不動明王をまつる不動堂の境内にあるためこの名がついたとされ、
滝桜の子孫と伝えられています。
   
「延命寺の桜」です。
そろそろ日も傾き始め、西日を枝にぶつけて撮影。
ここの坊さんが、自転車で桜めぐりですか。
これは良い方法ですね。私も来年は・・・。と言っておられました。

「龍光寺の桜」です。
こちらも同条件の撮影です。
場所が、延命寺のすぐ隣でした。
 
「中井田の桜」です。
この桜は、田園地帯にある桜です。
西日に輝いて、とてもきれいでした。

   
郡山には、まだまだ有名なしだれ桜が点在しています。
しかし、坂道が多く。自転車で巡るのも大変です。
車で渋滞よりは良いですが。
無事帰路につき、今日の感動をつまみに、社内バーで一杯。
また、桜の季節に良い場所を見つけてツアーしましょう。