那須高原の菜の花畑

最高地点 八幡崎 約1,034.6m

累積標高 約1,094.4m

2021.05.04〔走行距離 約61.4km〕

せっかくのGWなので、山岳道路に行ってきました。
本当に久しぶりの那須高原。
今回は、たまたま地元新聞に載っていた菜の花畑の記事を思い出し今が見頃との情報を得たので行ってきました。
菜の花畑もなかなか想像と違っている場所が多いためあまり期待していなかったのですが。
本文内容の通り、久しぶりに感動した菜の花畑でした。
世間はコロナ禍で外出自粛を訴えていますが、観光地はそれなりに混雑していました。
さすがにメチャ混みという事はないですが、他県ナンバーの車がたくさん走っていましたよ。
写真は三つ葉ツヅジです。
葉が三つ葉になっているのでこの名がついています。
標高800m位まで花が見頃になっていますが、これより標高が高いところはまだ芽吹いたばかりで花はこれからです。
5月末ぐらいから八幡崎当たりのツツジが見ごろになりそうです。

マップと標高グラフは、カシミール3Dで作成しました。

新白河駅にあった白河ダルマもマスクをしていました。
何もここまでしなくても…。
なんとなく暗くなってしまいます。

久しぶりの新白河駅です。
駅前は以前来た時と変わりはないのですが、
観光案内所の室内が充実してきました。
今回もT君が参加です。
この自転車で走るのは2回目です。
なかなか自転車が組みたたらないですね。
しっかり組み立ててくださいよ。

良い天気です。
また、車の通りも少なくのんびり走れます。
のんびりと走っていたら突然目の前に菜の花畑が出現。
こんなにも広い菜の花畑は久しぶりに見ました。
それもすべて満開。
バックは那須連山。その前には無数の鯉のぼり。
絶景ですね。

パノラマ写真を撮ってみました。
菜の花畑の真ん中にある展望所からの眺めです。
訪れている人もあまり居なくほぼ貸切状態。

こちらは鯉のぼりです。
風になびいてよい感じで泳いでいます。
この数は圧巻です。

そろそろ出発。
次の目的はつつじ畑?。
途中ソフトクリームが食べたいねという事で、
那須どうぶつ王国に立寄ったのですが、
残念ながらジャージー牛のソフトクリーム屋さんはお休み。
仕方がないので子牛の写真を撮ってきました。

八幡崎の下になるツツジ園に到着。
残念ながらつつじたちはまだ芽吹いてもいませんでした。
でもちょうど良い場所があったのでここで昼食としましょう。
昼食はいつものカップ麺とおにぎりです。

昼食後はきつい上り坂を上がり八幡崎へ。
本当は満開のツツジを期待していたのですが。
つつじが見られるのは今月末ぐらいになりそうですね。
気温もぐんぐん上がり、この場所で気温22℃。
標高1,032mですよ。
本当に初夏の陽気です。

那須つつじ吊橋は、横風が強く橋が揺れっぱなし。
T君は慌てて戻っていきました。
那須と言えばこの殺生石です。
硫化水素の匂いがきついです。
風が無いと中毒してしまいます。
殺生石は九尾の狐伝説の場所です。
俳人松尾芭蕉もこの地を訪れ「奥の細道」には、
「殺生石は温泉の出づる山陰にあり。石の毒気いまだ滅びず、
蜂蝶のたぐひ真砂の色の見えぬほど重なり死す。」
と書き、次の句を詠んでいます。
石の香や 夏草赤く 露あつし

次のお楽しみは温泉です。
「鹿の湯」
鹿の湯は、温泉発見において日本で32番目に古く、
栃木県では塩原、日光を抑えて最古だそうです。
すごく効能があるそうですが…。

温泉に浸かり、くたばってしまったT君。
この温泉は酸性の湯でPH3位だそうです。
湯あたりしたか…。
この花はシロヤシオです。
ヤシオツツジは葉が5枚付くところから別名五葉ツツジともいわれています。 

終点那須塩原駅に無事到着。
今回の走行距離は約60㎞。
輪行準備が終了し帰路の切符も確保したので、
打ち上げです。
さて、次は夏ツアーかな。