川越まつり

2004.10.17〔走行距離 約51km〕

休日では、久しぶりの晴天です。
350年余にわたって受け継がれてきた川越まつりに行ってきました。
川越市は、「小江戸」と呼ばれ、江戸文化が沢山残っている街です。

川越の象徴である、「時の鐘」の近くで、さっそく「山車」と出会いました。
「時の鐘」は、環境庁主催の残したい「日本の音風景百選」に選ばれています。
町によって、「山車」の形が違います。
この「山車」は、川越市のものです。
「山車」の人形は、「猩猩」です。
「猩猩」?って何??
中国の想像上の動物で、サルに似ているとされているそうですが・・・。
日本では、「能」で、童子の面を赤く彩色した物をさすらしいです。
こちらの「山車」は、幸町の「小狐丸」です。
埼玉県指定有形民俗文化財になっているそうです。
「山車」の一番上に人形が載っています。
その人形の名前が「山車」の名前になっています。
休憩所の前で、お囃子に合わせ踊ります。
後ろに写っている建物は、埼玉りそな銀行川越支店です。
国の登録有形文化財です。
いつもは、車で渋滞している街も、今日はごらんのとおり。
蔵通りをゆっくり歩ける日は、こんな時しかありませんね。
この「山車」は、源頼光です。
その他、「弁慶」、「山王」、「牛若丸」、「天鈿女命」、「羅陵王
「浦島」、「太田道灌」、「河越太郎重頼」、「徳川家康」・・・。
全部で、19の「山車」があるそうです。
本当は、川越市役所前に「山車」が揃うらしいのですが・・。
出遅れてしまって、人が多く、たどり着けませんでした。
残念・・・。
川越城本丸御殿です。
川越城本丸御殿は、嘉永元年に時の藩主松平斉典が造営したもので、16棟、1025坪の規模をもっていましたが、明治維新後次第に解体されてしまったそうです。現存しているのは玄関部分と、移築復元された家老詰所のみだそうです。
秋晴れの中、歴史の勉強も・・・
秋は、短い季節ですが、本当に気持ちが良い季節です。
そろそろ、山では紅葉が始まっています。
つぎは、紅葉狩り!かな・・・