秩父礼所その1(1番〜10番)

2005.07.03 〔走行距離 約25km〕

天気がハッキリしないこの頃。
梅雨に逆戻りです。
でも、雨が降らないと水不足になってしまいますからね。
今回は、「秩父でうまい蕎麦でも食べてこよう」と不純な気持ちで出かけたのですが・・・。

コースデータと標高グラフです。(カシミール3Dで作成しました。)

天気は今一ですが、暑くもなく、風が気持ちが良いです。
今日は、横瀬駅からのツアーです。
秩父礼所は34ヶ所あります。
西国33ヶ所、坂東33ヶ所と共に、日本百番観音に数えられているそうです。
いつごろから・・・。
天文年間の初期に秩父礼所が34箇所になったと伝えられているそうです。
第1番礼所の「四萬部寺」です。
本堂には、透かし彫りがあり、天国図と地獄図がありました。
第2番礼所に向かう順礼道です。
天気が良ければ気持ちいいのにな。
と、独り言を言いながら、登坂をひたすらペタルをクルクルと。
ところが。
またありました。激坂・・・。
どのくらいの斜度なのか、確かめるために、こんな写真を。
家に帰って写真を見て絶句。
すっげー!
こんな斜度を登ったの?
やっとの思いで、第2番礼所「真福寺」です。
団体と鉢合わせしてしまい、ゆっくり見ることが、出来ませんでした。
この、カタツムリは、大きかったです。
比べるものがなかったので、このままの写真になってしまいましたが、おそらく、殻の大きさが直径4cm位あったかな。
全長(角を含め)10cm位ありました。
このまま放置しておくと、車に惹かれてしまうので、渡りたい方向にお手伝い。
でも、カタツムリを、久しぶりに見ましたね。
竹林の中を快調に下って行きます。
せっかく、苦労して登ったのに・・・。
この後は、沢沿いの道を。
「マイナスイオン」タップリ!
第3番礼所の「常泉寺」です。
このお堂にも立派な透かし彫り。
とてもきれいです。
第4番礼所に向かう巡礼道に架かる橋。
渓谷が結構深いです。
川の水も澄んでいて、とてもきれいです。
第4番礼所の「金昌寺」です。
大きなわらじが、山門に・・・。
どういう意味があるのかわかりませんでした。
勉強しておきます。
ここの礼所は、石仏郡のある寺として有名です。
境内には、石仏が約一千体あるそうです。
第5番礼所の「語歌堂」です。
ここのお堂は、周りに何もなく、普通の住宅地に建っています。
やはり、庶民のお寺なのですね。
第6番礼所の「卜雲寺」です。
巡礼の人が、お経を挙げていました。
第7番礼所の「法長寺」です。
このころになると、ちょっと空が渋ってきました。
本当は、1番〜3番あたりを見て、31番の「観音院」へ行くはずでした。
なぜって?、それは目的の蕎麦を食べにです。
しかし、人間の心理とはおもしろいもので、あと、もうひとつ観てから・・・。
やめられなくなってしまいました。
第8番礼所の「西善寺」です。
この寺は、厳しく、写真撮影禁止。
でも境内には、樹齢600年の「もみじ」がありました。
紅葉時期には、拝観料が掛るみたいです。
西武鉄道の引込み線に放置されていたSLです。
貨物の入れ替えに使われていたのかな・・・。
でも、すごく古いSLですよね。
第9番礼所の「明智寺」です。
この本堂は、5角形をしています。
とても、かわいいお寺です。
第10番礼所の「大慈寺」です。
このころになると、ちょっと渋っている状態では、なくなりました。
霧雨がちょっときつくなってきたので、そろそろ駅に戻りましょう。
とうとう、蕎麦はお預け。
次回の楽しみが、また出来てしまいました。
帰りに、晩酌のお酒を・・・。
これも楽しみのうち。
さて、続きはいつ?