晩秋の霧降高原

2008.11.02 〔走行距離 約40.8km〕

約3年ぶりに、霧降高原へ行ってきました。
今日は、抜けるような青空。
久しぶりのSoloTour。
激坂をマイペースで楽しみながら走れました。

コースデータと標高グラフです。(カシミール3Dで作成

JR今市駅に到着です。
朝から、良い天気です。
約3年ぶりの小百川沿いのコース。
はたして、紅葉は??

大谷橋からの風景です。
流れは、大谷川(だいやがわ)。
奥に見える山は、
左から、男体山・大真名子山・小真名子山・帝釈山・女峰山です。
小百の棚田です。
前回もここで写真を撮りました。
右上には、女峰山の頭が見えています。

小百川の大堰堤です。
堰堤の下には、岩魚が泳いでいました。
今は、禁漁期に入っています。
約3年前、ここの紅葉がきれいだったのですが・・・。
黄葉は、綺麗なのですが、赤葉がありません。
よく見ると、モミジが紅葉していないのです。
まだ、緑のまま。
どうなっているのでしょうか・・・。

唐松が、朝日を浴びて輝いています。
とても綺麗だったので、一枚・・・。
でも、今年の紅葉は、早いのか遅いのか。
まったく検討が付きません。
中央の沢は、ネベ沢川。
その奥に見える山は、月山です。
月山といえば、山形県朝日連峰、出羽山地の月山が有名ですが、栃木県の月山は、ヤシオツツジで有名な山です。
アカヤシオ・シロヤシオが咲誇る山として、県外から多数の登山者が押寄せる山です。
アルプスの山々も良いですが、里山もなかなか捨てたものではありません。

大笹牧場レストハウスです。
またまた、ここで、ソフトクリームを頂きました。
ちょうど、10時のおやつタイム。

ここのソフトクリームに使用している牛乳は、この牛達の乳ではありません。
スイスブラウンという品種の牛の乳牛を使用したソフトクリームなのです。
とてもさっぱりとしていて、汗をたっぷりかいたあとに、ちょうど良いです。
今回は、ソフトクリーム売り場に、長者の列が出来ていました。

大笹牧場をひたすら登ります。
奥に見える山は、女峰山です。東斜面が見えています。
ここから、私と相性の悪い六方沢橋まで、ひたすら上りが続きます。

気持ちの良い景色です。
大笹牧場周辺は、森林限界の高原ではなく、牧草地としての高原です。
美ヶ原高原とは、また違った景色が堪能できますよ。

六方沢橋に到着です。標高1,434m。
ところが、今回は、メッチャ天気が良い。
はじめて、快晴の六方沢橋を見ることができました。
ちょっと感動・・・。
こんな感じで、橋が架けられています。
橋の基礎は、谷底にはなく、斜面に造られています。
しかし、よく見ると、すごい橋ですよね。
橋は、谷底から134mの高さにあるそうです。
上から見ると、本当に深い谷でした。

ここが、今回のコースでの最高所。
標高1,440m。
ここから、日光市内まで、約1,000mのダウンヒルです。

気持ち良いダウンヒル。
道路わきには、唐松が黄色く光っています。
正面は、女峰山からの湧水が流れる雲竜渓谷が見えます。
アッと言う間に、日光市内へ。
ちょうど良い公園があったので、ここで昼食をとることに。
ここは、霧降大橋そばにあるゲートボール場です。
日光連山を見ながらの昼食。贅沢ですね。
後ろを振り返れば、霧降大橋の上は、車が大渋滞。紅葉の時季ですから・・・。
小さくて分かり辛いかもしれませんが、大谷川脇の道も大渋滞しています。
この道は、東照宮の裏手に出られる抜け道なのですが、みんなで走っていては、抜け道にはなりませんね。
そういえば、今回霧降高原有料道路の料金所がなかった・・・。
ネットで調べたら、2006年9月で無料化になったそうです。
確かに3年前に行ったときは、20円だったかなー。

東武日光駅前の「日光のおいしい水」を頂いて・・・。
帰ってからのお楽しみが出来ました。
JR日光駅に到着。ここから、輪行で帰宅です。
見てください。駅前がガランとしています。
この状態は、この時季特有の景色です。
実は、いろは坂の渋滞のため、朝出発していったバスやタクシーが、
昼過ぎになっても、戻ってこられないのです。
本当に静かな駅前でした。
そろそろ、秩父あたりの紅葉ですか。