棒ノ嶺(棒ノ折山) 969m

2007.05.05 〔歩行距離 約12.6km〕

せっかくのGW。それなら遊びボケてしまえ。
と、言うことで、自転車でのLongTour直後というのに、また山遊び。
今回は、棒ノ嶺。別名、棒ノ折山。山頂からの眺めは最高。
いつも自転車で走っている顔振峠・虚空蔵峠・正丸峠や最近登った武甲山等が一望できました。

コースデータと標高図です。〔カシミール3Dで作成しました。〕

東飯能駅から国際興業バスに乗り約30分。
小沢バス停で下車。
バスは、ハイカーで満員状態。
でも、小沢バス停で下車したのは、私とBirdさんだけ。
さて、他の方はどこへ行ったのでしょう・・・。

「セントウソウ」です。
白い花がとても可憐です。
群生していました。
県道から分かれて、小沢峠を目指します。
小沢峠は、秩父から妻坂峠を越え、五日市、八王子を経て鎌倉へいたる鎌倉街道だったそうです。

小沢峠に到着。
バス停から小沢峠まで約50分。
良いペースです。
なんと、東京府の道標が・・・。
古い都県境標です。
東京府は、1868年から1943年まで存在した、日本の行政区画で、現東京都の前身です。

いよいよ、最初のピーク。長久保山への登りが始まりました。
今回の山行は、地形図上で7つのピークを登ります。
頑張りましょう。
長久保山は、3つ目のピークです。
山頂は、基準点があるだけでした。

黒山山頂です。
842.3m。三等三角点です。
この山頂では、休憩をしているハイカーが沢山いました。
この尾根は、都県境のため東京都からの登山も可能です。
軍畑駅・御岳駅・川井駅からのアプローチが可能です。

黒山からゴンジリ峠を目指します。
せっかく登ったのに・・・。
馬瀬の尾根です。
檜林が東京都側。埼玉県側は雑木林です。
はっきり分かれているのが面白いです。

ゴンジリ(権次入)峠に到着です。
ベンチでしばしの休憩。
Birdさんが見ているのは・・・。

この景色です。
眼下には、名栗湖が見えます。
正面は、Birdさんが大好きな顔振峠です。
棒ノ嶺山頂に到着です。
山頂は、たくさんのハイカーが・・・。
さすが人気の山です。

さて、山頂で昼食にしましょう。
最近は、Birdさんも景色を楽しむようになりました。
あの山は、伊豆ヶ岳。おぉ、武甲山が見える。
だんだん、山家になってきましたよ。
ただ、うるさい山家だけには、ならないでくださいね。

ちょっと霞んでしまっていますが・・・。
中央が、子の権現。その奥が虚空蔵峠。
虚空蔵峠の右側、ちょっと茶色になっているところが顔振峠と風影の集落です。

家族連れのハイカーもいました。
お父さんの背負子で、一番小さなお子さんはグッスリ。
よほど慣れているのでしょう。
微笑ましい限りです。
この水場は、去年8月のSoloTour林道大名栗線で通ったところです。
すごいダートでした・・・。もう自転車では来ませんよ。

名栗湖方面に下山します。
ここからが、今日のメインです。

Birdさんと山行を始めて初めての沢歩きです。
さて、どうなる事やら・・・。
と、結構平気みたいです。
高い所苦手だったはずなのに・・・。
意外に大丈夫みたいですね。
なんだ、つまんない・・・。
この余裕は、何。
第二ゴルジュ付近です。
この後、第一ゴルジュを無事通過・・・。
と行きたかったのですが、残念ながら大岩の上でスッテンコロリン。
もう少しで、カメラを沢に落とすところでした。
油断禁物。
幸い、怪我はありませんでした。

無事、名栗湖に下山。
この後、有間ダムの上を通り、本日の最後のお楽しみ。
温泉へ。

ここが、さわらびの湯。
しかし、さすがGW。
超満員で、入場制限をかけている最中。
うまいとこすり抜けて、入場制限がかかる前に・・・入れました。
入ったのは良いが、芋洗い状態。
今回は、ちょっと失敗でした。

でも、汗は流せたので、さっぱりとしたところで・・・。
この風呂上りのビール。最高でした。
Birdさんの大好きな、アサヒスーパードライ。
ここは、飯能市の経営のため、ビールも350円。
とても良心的です。
でも、利用券の800円は高いですね。

後は、さわらびの湯からバスに乗り、東飯能駅に戻るのみ。
バスにゆられて、車窓を楽しみます。
以前、正丸峠〜山伏峠〜東飯能まで自転車で走り、キャンプ場で花見をした場所も確認できました。
キャンプ場は、超満員でした。
次の山行は、どこにしましょう。
また、温泉付ですか。