破風山 626.5m

2007.05.12 〔歩行距離 約10.3km〕

登山ガイドには、5月ごろ、風戸の北斜面には、黄色いヒカゲツツジが見られるとある。
早速行ってみましたが、残念ながら、見られたツツジは、ヤマツツジだけでした。
しかし、破風山の頂上からは、武甲山・武川岳・秩父盆地が眺められました。

コースデータと標高図です。〔カシミール3Dで作成しました。〕

往路は、熊谷経由で、秩父鉄道皆野駅へ。
熊谷駅から約1時間。
しかし、車内は、幼稚園児の遠足のため空席はありませんでした。

赤平川と荒川の合流地点。
赤平川は、上流で吉田川と合流し、大きな流れを作ります。
そろそろ、鮎つりが解禁となります。
野巻の集落で見つけたポスト。
別に珍しくはないのですが・・・。
実はこのポスト、自家用と書いてありました。

この花は何でしょう。
近くで見ると、アジサイのようですが・・・。
とてもきれいな花でした。
この標識は・・・。
%の前に数字が入っていません。
最初は、数字が消えてしまったのだと思っていたのですが。
よく見ると最初から入っていないようです。
その後、坂道を登っていくと・・・。
確かに数字を入れられないような傾斜でした。

ここからが、登山道です。
巡礼道となっています。
秩父34箇所の最後の寺、水潜寺への巡礼道です。
シャガの花です。
和名は、「射干」。
シャガの仲間には、ピンク色の花をつけるヒメシャガがあります。

休憩石で休憩です。
ちょうど座るのに、良い高さ。
指導標にも休憩石とありました。
Birdさん、頑張りましょう。

札立峠に到着です。
ここで、標高約524m。
皆野の駅は、標高約168m。
結構登りました。
秩父礼所の巡礼は、一巡約100kmだそうで、歩いて5泊6日の道程だったそうです。

ピークへの登りが始まりました。
やはり、最後は、帳尻合わせの登りです。
頑張りましょう。
城峯山・門平集落・奈良尾集落が良く見渡せました。
門平や奈良尾は、自転車で通ったところです。
山から見下ろすと、すごいところを自転車で走っているのだと実感します。
次回は、城峯山に行きますか。

破風山山頂に到着です。
ここからは、冒頭のような景色が見られます。
また、木々の隙間からを入れると、ほとんど、360度の景色が得られます。
中央が武甲山。
秩父盆地が広がります。
良い眺めです。
遠くで、汽笛が・・・。秩父鉄道のSLが見られました。

三等三角点です。
基礎がこんなに出てきてしまいました。

ヤマツツジが満開でした。
しかし、肝心のヒカゲツツジは・・・。
どこに行けば見られたのでしょうか。
残念でした。

こちらは、ヤマフジです。
もっと近くで撮りたかったのですが。
残念ながら、足元は崖っぷち。
花を撮るときは、もう少しよりたいですね。

猿岩というそうです。
ガイドには、「この岩の外側は絶壁なので転落注意」と書いてある。
と、いっても見たくなるのが人間の心理と言うもの。
本当に絶壁でした。
日野の集落まで、下りてきました。
お待ち兼ねの温泉は、もうすぐです。
Birdさん、思わず近道を選びました。
もう、頭の中は、ビールしかありません。

皆野町営、水と緑のふれあい館に到着。
ここは、秩父温泉満願の湯と言うそうです。
入浴料500円を払い、さっぱりと。
しかし、さすが町営。
2回の休憩室では、カラオケが・・・。
ちょっと、うるさい所でした。

この笑顔。
Birdさん曰く、これがあるから、一週間仕事を頑張れるそうです。
確かに、そうかもしれません。
自転車も良いですが、山遊びも、良いストレス解消になります。

水と緑のふれあい館からは、町営バスで皆野駅まで。
この町営バスの運賃は、すごく安いです。
しかも、ハイカーで超満員。
本数は少ないですが、普段は町の足となっているのでしょう。
復路は、皆野駅から秩父鉄道で御花畑駅へ。
西武秩父経由で帰ることに。
皆野駅に入ると、タイミング良くSLが入線。
もっとビックリしたのが、その後に来た普通電車。
往路で乗り合わせた、幼稚園遠足組みが乗っていました。
これには、Birdさんと大笑い。
秩父鉄道で帰ったら、また1時間、立っていなければならないところでした。

西武秩父駅で、列車バーの準備。
いつもの玉コンニャクを買い込んで。
コンニャクをつまみに、ビールをグビッと。
さて、次は、自転車?山遊び?