丸山 960.3m

2007.06.23 〔歩行距離 約13.4km〕

梅雨の晴間、超ラッキーと言うことで、丸山へ行ってきました。
久しぶりの芦ヶ久保駅。
輪行でも訪れている駅です。

コースデータと標高図です。〔カシミール3Dで作成しました。〕

芦ヶ久保駅から赤谷の集落にある登山口まで約25分。
幹線道路をテクテク歩きます。
赤谷の集落では、家の中からいきなり、登山道はあっち!
と、おばあさんに教えられる始末。
間違える人が多いのか、登山道への指導標がちょうど車の陰。
これでは、間違えるよね。

登山道は、ゆっくりとした登り。
今回の山行は、とっても楽・・・。
そんな、わけがない?!。
道端には、ホタルブクロが咲いていました。
奥武蔵や奥秩父には、多く見られる花です。
群生していました。
沢沿いを登ります。
この沢は、荒れたことがない沢です。
石や木々が、みんなこけむしっています。
この石は、庭石として高く売れますよ。余談です。

芦ヶ久保駅から、約1時間40分。
大野峠に到着です。
奥武蔵グリーンライン上にある峠です。
自転車では、数え切れない位、走っています。

大野峠上にある、896mのピークです。
とても眺めが良く、ちょうど北東に開けています。
堂平山、熊谷市街等が見渡せます。
空気が澄んでいれば、東京都内のビル群が良く見えるそうです。

木苺です。
今年は、豊作らしく鈴生りでした。
私たちも、甘酸っぱさを楽しみました。
木苺(モミジイチゴ)は、(黄イチゴ)なので、きいろ。
ラズベリーは、赤色だそうです。

ヒメアジサイです。
最初は、アジサイに似ている花だなと思っていたのですが・・・。
しっかり、名板に書いてありました。
粉のような花をつけていて、本当に可憐な花です。
満開でした。
丸山山頂に到着です。
山頂には、こんな立派な展望台が・・・。
展望台上には、望遠鏡も設置されていました。
もちろん無料です。
   
こちらは、先ほどの896mピークから見た北東方面です。
中央の山は、堂平山。
山頂には、一等三角点と国立天文台があります。
堂平山の右側に見えるのは、熊谷市街。
左側は、群馬方面です。

こちらは、西側。
両神山が、どーんと座り、その左隅には、八ヶ岳が顔を出しています。
八ヶ岳は、まだ雪が残っていました。
いつかは、両神山にも登ってみたいですね。

こちらは、北西側。
武甲山の右側には、雲取山・笠取山・甲武信ヶ岳等が一望できます。
自転車で越えた、三国峠や金峰山・瑞垣山も見ることができました。
武甲山の山頂を先ほどの望遠鏡でのぞいてみると・・・。
おぉ!、武甲山山頂にいる人が確認できます。
今日は、天気もよく視界も良く、最高の山日和となりました。
いつまでも眺めていたい気持ちを抑え、下山することに。

森林学習展示館です。
埼玉県民の森の中にあり、Dayキャンプも出来るそうです。
展示館では、動物や昆虫などが展示されていました。

金昌寺まで、下山しました。
こちらは、金昌寺の山門です。
高谷山金昌寺と呼ばれており、石仏が一千体以上あるそうです。
観音堂です。
本当に歴史を感じます。

観音堂には、マリア観音の異名をとる慈母観音が安置されています。
さて、山を降りてしまったので、どこか昼飯を食べる場所を・・。
どこでも良いや、と、言うことで、こんな所で・・・。
まっ、場所はともあれ、腹が一杯になれば喜。

毎度お待ちかね。
今回は、新木鉱泉旅館にお邪魔しました。
今回のお湯もつるつるのアルカリ鉱泉。
午後1時ごろから入る温泉は、最高に気持ちが良いですね。
本当に癖になってます。

風呂上りのビール・・・。
また、これが特別うまい。
今回は、民間の旅館のため高価なビールを・・・。
後は、帰りの列車バーで。
さて、次回も楽しい旅をしたいですね。