富士山の大展望

三ツ峠山 1,785.2m

2007.12.15 〔歩行距離 約17.3km〕

富士山を拝みに、リベンジ山行。
今回は、大菩薩嶺と人気が二分する三ツ峠山へ。
前回、石割山山行失敗の教訓を生かし、ルートを反対からとった結果。
裾野は、少しガスがかっていましたが、雄大な富士山を拝むことが出来ました。

コースデータと標高図です。〔カシミール3Dで作成しました。〕

富士急河口湖駅に07:45到着。
天気が良いがとても寒い!
久しぶりの河口湖駅は、すごくきれいな駅舎になっていました。
今回は、ソロツアー。久しぶりマイペースでの山行です。
仲間とワイワイ行く山行も楽しいですが、
単独で、自分に問いかけながら行く山行もまた喜です。

駅前には、古い車両が展示されていました。
hashiさんを真似て、富士山をバックに一枚。
いつものように、早朝には富士山がきれいに見えています。
天上山登山道から、カチカチ山ロープウェイに向かい登り始めます。
カチカチ山を登りきる途中見えた富士山。
裾野は、少しガスがかかっています。

河口湖大橋が、水面に写って眼鏡橋になっていました。
風もなく穏やかな日です。
カチカチ山展望台からの富士山。
今回は、きれいな富士山を写真に収めることが出来ました。
富士山と松。良い風景です。
河口湖インターまで、はっきり見渡せました。
カチカチ山は、ウサギとタヌキの昔話の舞台となった所らしいです。真相は??
ラストがちょっと残酷ですが・・・。
太宰治の小説にも「カチカチ山」があるそうです。

裾野のガスが取れれば、文句なしの一枚だったのですが・・・。
前回の石割山よりは・・・良しとしましょう。

ここから、三ツ峠山に向います。
入口の隣には、霧氷が・・・。
実はこれ、人工的に作られているのです。
上から、霧状の水を吹きかけているのです。
でも、朝日にあたり、とてもきれいでした。

標高1,300mあたり。
送電鉄塔の直下で撮影した、石割山方向です。
手前の山は、倉見山。その奥が杓子山。
杓子山の奥が石割山です。
石割山の直下には、二十曲峠。
今日は、自転車メンバーがそこを通るはず・・・。

こんな痩せ尾根を通ります。
もうすぐ、木無山です。
三ツ峠山は、開運山・木無山・御巣鷹山の三山で構成されています。

霜柱です。
霜柱もこうやって見てみると、とてもきれいです。
現在のここの気温は、+1℃。
山頂は、氷点下?

もうすぐ木無山というところで雪?
結構、白くなっていました。

三ツ峠山荘です。
ご主人に聞いたところ、昨日パラパラと雪が舞ったそうです。
山荘で、いつものピンバッチをゲット。
これも、山遊びの楽しみの一つです。

この山が、三ツ峠山の最高峰である開運山です。
無線の反射板とパラボラアンテナが無数に・・・。

実は、この山には、どこかの会社の無線中継所があります。
奥に写っている山は、御巣鷹山。
おそらくそこにあるのでしょう。
手前のパラボラは、NHKおよび民放テレビ組合の中継所でした。
ドーム型のアンテナは、もしかしてドップラーレーダー?

三つ峠山頂の碑です。
どこから湧いてきたのか、年配者のパーティが多数います。
ここまでは、誰にも会わない静かな山だったのですが・・・。
最近の年配者のパーティは、マナーが悪い。うるさい。どうにかしてほしいものです。
昔とった杵柄は良いのですが、もう少し気遣いがあっても良いと思います。

今回も頂上付近では、雲が湧いてしまいました。
やはり、最近の異常気象条件が影響しているのか、春のような天気になっています。
今頃の季節ですと、快晴の場合は、一日中雲が湧くことがなかったのですが・・・。
余談ですが、今月号(1月号)の「山と渓谷」に、夜明け前の三ツ峠山からの写真が載っています。

うるさい山頂を後にし、屏風岩直下で昼食をとることに。
岩にしみ出た水が、ツララになっています。
山頂の気温は、−2℃でした。
屏風岩では、ロッククライミングを楽しむ人がいました。
この直下で昼食にしましょう。
なかなか、絶景です。
ザイルを伝って登っている人、わかります?

三つ峠グリーンセンター近くでは、さくらが・・・。
ちょっと変わったさくらですが、どの木も狂い咲きの真っ最中。
ほぼ満開。ビックリです。
三つ峠駅に到着です。
駅舎の上には、先ほど登った三ツ峠山が見えます。
今年の山遊びも、これで収めかな。