秀麗富嶽十二景(九番山頂)

高畑山 981.9m  倉岳山 990.1m

2008.11.23 〔歩行距離 約12.8km〕

2008年6月に単独行で行った場所へ、リベンジ山行です。
前回は、富士山がぜんぜん見えませんでした。
今度こそ・・・。と、気合を入れて行ったのですが。
早朝は、ちょっと曇り空。はたして結果は・・・。
この写真は、夜明け前の鳥沢駅周辺です。
見えている山は、これから登る高畑山と倉岳山です。

コースデータと標高図です。〔カシミール3Dで作成しました。〕

前回と同じく、鳥沢駅に06:44に到着。
雲が大目です。今回も駄目なのかな・・・。
とりあえず、鳥沢駅で、水をゲットし、出発です。
しかし、寒い・・・。

前回の山行で、新緑が綺麗だった小篠貯水池です。
この池に紅葉が映ったらきれいだろうなと思って・・・。
えっ!水が無い・・・。
冬は、水を貯めておかないのか・・・。残念!
と、言うより超ショック!

この山は、扇山といいます。
秀麗富嶽十二景の6番山頂となります。
猿橋駅から登る百蔵山と縦走も出来ます。
ちなみに、百蔵山は、7番山頂となります。
次回は、ここを狙いますか?
でも、旧五百円札の裏の富士として有名な雁ヶ腹摺山も魅力です。

ここで、高畑山への分岐となります。
なぜか、ここだけ、竹林となっています。
ここに来て、やっと日が差してきました。
日が差すと、暖かいのですが、手は冷えたままです。
落ち葉に埋まった登山道を登ります。
このカサカサと言う落葉を踏む音が、とても心地良いですね。
Birdさん、高畑山の頂上は、もうすぐですよ。
頑張りましょう!

おっ!Birdさんが万歳をしています。
なぜかって・・・。
それは、下の写真で。
〔Canon EOS10D ISO:100 絞り優先AE Av:F13 Tv:1/160 Lens:24-105mm 1:4 L IS USM 焦点距離105mm (168mm相当)〕

堂々たる富士山。
高畑山二度目にして、やっと拝めました。
ヒノキが邪魔ですが、良しとしましょう。
しかし、こんなに良く見えるとは、思わなかったです。

高畑山の山頂は、こんな感じです。
ちょっと、樹木が多く、
このままでは、そのうちに富士山が見えなくなってしまいますね。

では、Birdさん、張り切って倉岳山へ向いましょう。
今日は、本当にペースが良い。
大丈夫ですか・・・。まだまだ、コースは長いですよ。
〔Canon EOS10D ISO:100 絞り優先AE Av:F13 Tv:1/160 Lens:24-105mm 1:4 L IS USM 焦点距離105mm (168mm相当)〕

途中、南アルプス方面が見えました。
山頂は、真っ白。
先週は、こんなに雪をかぶっていなかったのですが。
冬の訪れは、早いですね。

〔Canon EOS10D ISO:100 絞り優先AE Av:F11 Tv:1/40 Lens:24-105mm 1:4 L IS USM 焦点距離24mm (38.4mm相当)〕

黄葉のモミジです。
紅葉のモミジも素敵ですが、こちらのモミジもきれいですね。
朝日に輝いて、本当に綺麗です。
この山は、緋色が無い山ですね。

樹の間から富士山と、先ほど登った高畑山が見えています。
高畑山は、本当に尖った山です。
頂上付近の登りは、本当にきつい。

もうすぐ倉岳山の山頂に着きますよ。
Birdさん、頑張りましょう。
山頂で、10時のおやつにしましょうか。
〔Canon EOS10D ISO:100 絞り優先AE Av:F13 Tv:1/160 Lens:24-105mm 1:4 L IS USM 焦点距離105mm (168mm相当)〕

倉岳山山頂からの富士山です。
こちらは、樹木に遮られる事がなく見えます。
富士山の手前、中央は、御正体山。右が杓子山です。
御生体山の左が、道志渓谷の山々です。
今回の山行は、本当に満足です。

空に雲が湧いてきました。
おそらく、午後には、見えなくなってしまうのでしょう。
倉岳山の山頂は、こんな感じで、結構広いです。
ベンチも数台あり、昼時は混雑するそうですよ。

〔Canon EOS10D ISO:100 絞り優先AE Av:F11 Tv:1/250 Lens:16-35mm 1:2.8 L USM 焦点距離30mm (48mm相当)〕

こちらは、北側になります。
左側には、大菩薩嶺の山塊が見えています。
大菩薩嶺の山塊は、本当に大きいですね。
大菩薩嶺から鹿倉山。三頭山・御前山・大岳山・御岳山・日の出山と山脈が続きます。
奥には、奥秩父・奥武蔵の山々までが見えていました。

梁川駅に向って下山です。
これから登ってくるハイカーがたくさんいました。
おそらく、倉岳山山頂で、昼食を楽しむ方たちです。
毎度ながら、若い女性の二人組みが多いですね。
また、このコースは、柳川駅からのルートが一般的です。
その訳は、富士山を見ながら歩けるからです。

ここが、梁川駅側の登山口です。
登山届けのポストもしっかり設置されていました。
〔Canon EOS10D ISO:100 絞り優先AE Av:F11 Tv:1/40 Lens:16-35mm 1:2.8 L USM 焦点距離35mm (56mm相当)〕

下山したとたん、このモミジ。綺麗ですね。
しかし、この下は断崖絶壁でした。

梁川大橋から、大地峠方面を望みます。
この山脈は、石老山まで続きます。
Birdさん、お疲れ様でした。梁川駅に到着です。
今回は、やっと富士山を拝めましたね。
また、汗をかいたあとの一杯。おいしいですね。
しかし、時計は・・・。まっ、良しとしましょう。
また、ツアーを組みましょう。