初冬の三ツ峠山

木無山 1,732m  開運山 1,785.2m

2008.12.20 〔歩行距離 約15.5km〕

昨年も単独行で訪れた三ツ峠山。今回は、Yano君と行って来ました。
何回訪れても富士山の展望は、ビカイチの山です。
天上の鐘は、クリスマスバージョンになっていました。

コースデータと標高図です。〔カシミール3Dで作成しました。〕

三ツ峠山は、11月29日に一度訪れました。
バスを使って御坂方面から楽して登ろうとしたのですが・・・。
突然の雨。遭えなく退散した経緯があります。
今回は、この天気。大丈夫でしょう。
やはり、楽して登ろうとした罰が当たったのかな・・・。

御坂方面から登ると、バス停から約1時間ほどで、登頂できてしまいます。
今回は、前回同様、河口湖駅からの登頂になります。
とりあえず、カチカチ山まで登頂です。
前回より富士山の裾野が良く見えていますね。
河口湖方面は、こんな景色。
西側に雲は無く、安定した天気です。
カチカチ山展望台は、こんな感じにクリスマスの飾りつけ。
日没後には、ライトアップもされているそうです。

良いですね。富士山の裾野まで展望できる山は、富士五湖周辺の山からでないと見られません。(当たり前か・・・(^_^)v)

三ツ峠山方面に向いましょう。
開運山山頂は、ここから約3時間30分です。

落ち葉が霜で凍り付いています。
綺麗な模様ですが、日が差すと、すぐに融けてしまいます。
登り始めて約3時間。開運山山頂が見えてきました。
良いペースですね。

Yano君の余裕のポーズ。
遠くには、芦ノ湖が見えていたのですが・・・。
白飛びしてしまいました。残念!

木無山山頂に到着です。
覚悟はしていたのですが、積雪が結構あります。
下りは、アイゼン着用ですね。
尾根道を開運山目指して歩きます。
落ち葉の尾根道も良いですが、雪の尾根道も気持ちが良いです。
パウダースノーなので、歩くたびにキュッキュッと良い音がします。

展望所で、こんな写真を・・・。
富士山の頭を片手でヒョイと!
木無山の展望所は、広場になっています。
ベンチでは、パーコレータでコーヒーを入れている人が・・・。
うらやましい!次回は私も・・・。

南アルプス方面も良く見えています。
アルプスの手前の山は、御坂山槐の釈迦ヶ岳です。
三ツ峠山(開運山)山頂に到着。
本日は、静かな山頂でしたよ。

三ツ峠山(開運山)の山頂からの眺望です。
今回は、手前の山の尾根伝いを登ってきました。

こちらは、南アルプス方面です。
眼下は、木無山。その奥は、御坂山塊です。良い眺めです。

富士山の右稜線下には、西湖が見えていました。 こちらは、八ヶ岳です。
権現岳・立場岳・阿弥陀岳・赤岳・横岳・硫黄岳・根石岳・天狗岳だったかな。

アルプスを眺めながら、昼食としましょう。
次回は、コーヒーを用意しましょう。
下山は、木無山からの分岐で、母ノ白滝を経由し、河口湖まで。
しかし、西側斜面は、この積雪。
足のくるぶし辺りまで、雪があります。
ここまで積雪があると、スノーシューを使いたかったですね。

母ノ白滝の上流方です。
結構な流れがあります。
ここが、母ノ白滝かと思ったのですが・・・。

実は、こちらが正解。
平安時代のころより、富士登山者は、この滝の水で身を清めてから
浅間神社で安全を祈願したそうです。
河口湖からの登山口です。
ここは、先ほどの滝で身を清めるための宿坊があった場所。
今もその名残が残っていました。

ここは、浅間神社にある御神木。
Yano君、反省のポーズ??
樹が大きくて、どんなポーズをとって良いか分らなかった・・・。(本音)
こちらの御神木は、二柱の杉で、縁結びの杉と言われているそうです。
Yano君、ここはひとつ頑張らねば・・・。
しかし、その前に、相手をここに連れて来ないと・・・。残念!

浅間神社の本殿です。
日本国の安泰と、富士山の鎮爆を祈願してあります。
境内には、7本の御神木があり、
どれも山梨県指定天然記念物になっていました。

浅間神社を後にし、河口湖局(郵便局)前からバスに乗り、河口湖駅まで。
駅前は、観光客でにぎわっていました。
河口湖駅から富士山特急で大月駅へ向います。
立川駅で途中下車。Yano君と忘年会?
今年も色々なところへ行きました。
来年も自転車ツアーや山遊びを楽しみましょう。