鎌北湖を訪ねる道

ユガテ 約290m エビガ坂 約384m 北向地蔵 約377m

2009.11.15 〔歩行距離 約12.0km〕

鎌北湖に紅葉を見に行こうと言うことで、今回は軽く山遊び。
東吾野駅から武蔵横手駅へのハイキングコースです。
本当は、顔振峠からの自転車でのヒルクライムだったのですが・・・。
どうしてもと言うBirdさんのご希望で・・・。

コースデータと標高図です。〔カシミール3Dで作成しました。〕

東吾野駅です。
今日は、本当に軽い山遊びと言うことで、
駅到着の時間も遅め。
そのために、東側の写真は太陽が高いため逆光になります。

いつも自転車で走っているユガテに向います。
ユガテとは、昔は漢字で「湯ガ天」と書いたそうです。
湯が天にも届きそうな位、湧いていたそうです。
今では、どこにもその面影はありませんが・・・。
一説には、どこかに湯畑あとがあるとか・・・。
今回は、確認できませんでしたが。

福徳寺と言う寺です。
このお寺の裏手から、昔の飛脚が走った道があるそうです。
古道を地元クラブが整備したそうです。
次回は歩いて見ましょうか。

やっと車道路からの分岐です。
ここからユガテに向います。
この道路沿いを歩くと顔振峠に出るそうです。
静かな山道です。
でも、杉木が密集しており、山全体が暗いですね。
もう少し、山の整備をしても良いと思うのですが。
やはり、過疎のせいでしょうか・・・。

ユガテに到着です。
しかし、こんな立派な指導標があるとは思いませんでした。
しっかり標高まで入っています。
ユガテ集落の無人売店です。
ここに福みかんなるものが・・・。
福を授かるようにひとつ購入。
小さいみかんなのですが、種がやたら多い。
食べづらいみかんでした。
でも、このすっぱさが山遊びには良いかもね。Birdさん。

本当に集落の真中が登山道になっています。
ここから傘杉峠にも行けるのですね。
指導標を過ぎると、結構なジクザク道。
その上には、休憩所が待っていました。
ここは、エビガ坂です。
標高約384m。今回の最高地点?
この看板がユニークで写真に・・・。
恋人も捨ててしまうのですかね・・・。

周辺マップがあったので、ここで現在地を確認。
鎌北湖は、すぐ目の前。
では、景色を見に行きますか。
紅葉が水面に写ってきれいですね。
ここは、ヘラブナ釣りのメッカ。
湖の周りには、ヘラブナ釣りの太公望がずらり。

先ほどの紅葉を見ながら、
鎌北湖の遊歩道をのんびり歩きます。
ここは、貸しボートもあるのですが・・・。
太公望からすれば、迷惑なボートですね。
写真を撮る側からも、水面が揺れて迷惑です。
でも、乗っている人は、そんな事はお構いなしなのでしょうね。

鎌北湖にある、四季彩の丘公園に向います。
ちょうどお昼時だったので、場所探しには打って付け。
と、言うことで登り始めたら・・・。
今回一番きつかったのでは、と思うくらいの坂道。

やっと、空いている場所を見つけ昼食準備。
なかなか、景色が良い場所でしたよ。
食事は、いつもと変わらぬものですが・・・。
東屋からは、こんな景色でした。
中央下に見えるのが、鎌北湖です。
ここからは、ほんの少し見える程度でした。

昼食も終え、武蔵横手駅に向かいます。
鎌北湖からは、奥武蔵自然遊歩道を歩きます。
鎌北湖から約30分。復路最高地点の北向地蔵に到着です。
この場所は、自転車で数え切れないほど走っています。

五条の滝への分岐まで下りてきました。
この指導標は、ユニークですね。
この顔は、何の意味があるのでしょうか。
ちょっと気になりますね・・・。調べておきましょう。

五常の滝に到着。
人として常に守るべき五つの徳のことを儒教では、五常(仁、義、礼、智、信)と言い、
これに由来して、いつの頃からか五常の滝と呼ばれているそうです。

Birdさんが写真を撮っていると、賑やかな一団が。
ボーイスカウトの一団でした。
うるさいので、早々に退散します。
武蔵横手駅に無事到着です。
しかし、駅前には何もなし。
Birdさん、ビールは大宮までお預けですね。
さて、次回の山遊びは、雪のかぶった富士山でも見に行きましょうか。